大阪のラジオ番組、ROCK KIDS 802 が送る夏の恒例・インドアイベント!
FM802というラジオ局って、いろんな音楽イベントを催してるんですけど、さすがラジオ局だけあって出演者がいつも良いんですよね。
このご時世なので家族に「ほんまに行くの?」と言われながらも、色々相談して行ってきました。
もくじ
ライブ音源がラジオで聞ける! ※期間限定:8/10(火) まで
大事なことなので最初に言っちゃうんですけど、このライブイベントが終わった当日、ラジオでライブ音源が放送されてました!すごすぎ!!
期間限定で聞けるので、聞きたい人は急げー!(大阪のラジオ番組なので、放送圏外にお住まいの方は有料の会員登録が必要です。ひと月300円くらいだったと思う)
大トリの『 SUPER BEAVER 』
→https://radiko.jp/share/?sid=802&t=20210803222752
9mm Parabellum Bullet・菅原卓郎、
BIGMAMA・東出真緒、
キーボード・村山☆潤 によるユニット
『 それとこれとはべつ 』
→https://radiko.jp/share/?sid=802&t=20210803230650
ラップ集団『 梅田サイファー 』
→https://radiko.jp/share/?sid=802&t=20210803231129
スペシャルバンド
『 ROCK KIDS 802 EXTRA CRAZY BAND 』
ウルフルズ・トータス松本 の「ガッツだぜ!」と「それが答えだ!」
→https://radiko.jp/share/?sid=802&t=20210803231630
本日のお目当て
状況が状況なので、「最低限この3組は観たい」というのを先に決めていて、観たらすぐに帰ると決めていました。
yama、フレデリック、そしてROCK KIDS 802 EXTRA CRAZY BAND(このイベント限定のスペシャルバンド)が目当てだったんだけど、残念ながらフレデリックはコロナに感染してしまい今回はキャンセル。その時間はラジオDJのオチケンさんが担うことに。
スペシャルバンドには、我らがKEYTALK小野武正が参戦と聞いてこれは行かなきゃなと。ちなみにゲストボーカルは「flumpool」山村隆太、「GLAY」TERU、「ウルフルズ」トータス松本…!豪華!!
会場の雰囲気はこんな感じ
ついた 大阪城ホール#RK802 pic.twitter.com/Nfnj8K7JKM
— クロト (@chrosite) August 3, 2021
分散入場ということで、座席によって集合時間が決まってました。
入場ゲートに行く前に、↓こんな感じの張り紙がいくつかあって。事前に「大阪コロナ追跡システム」に登録する。入場ゲートで登録できているか確認があった。
(ぶっちゃけ、この追跡システム初めて使った…たまに飲食店とかで張り紙を見かけたりするけど、使ってる人は見たことないね…個人的には、なんで入店時にお客さんの連絡先書いてもらうとか、こういうアプリ使うようにせんのやろと思ってる…万が一なんかあったとき連絡もできんぞ?)
撮影ブースもありました。
撮影ブース pic.twitter.com/ZDC6SLP9wi
— クロト (@chrosite) August 3, 2021
フォトブースその2 pic.twitter.com/RRMNGYD6pB
— クロト (@chrosite) August 3, 2021
ゲートのところにフラッグが飾ってあった。フラッグに全出演者のロゴが入ってていい感じ。
外に飾ってあるフラッグ(?)、出演者の名前書いてあった。全部は撮れなかったけど… #RK802 pic.twitter.com/ndvT73E874
— クロト (@chrosite) August 3, 2021
入り口で検温(検温器の前を通る)をしてから、チケットもぎりの説明を受けて、お客さん自身でもぎります。
https://twitter.com/chrosite/status/1422521892167032842
↑入口で無料でもらったグッズ色々。今回、声援を送れないという事で直筆のメッセージを出演者に送れる企画がありました!
ノートに手書きメッセージを書いてスマホで撮影して送ると、出演者の楽屋に映るというもの。逆に、出演者からみんなへのメッセージ&サインも会場にかざってあった(ナカバヤシ公式Twitterでサインがチラっと見れるよ)。
文字書いて送れるのいいな~と思ったけど、いかんせん特設サイトの撮影ボタンが押しにくくて、最初ブレブレの写真を間違えて送ってしまった…。できれば撮影は普通のカメラアプリでさせてほしい…(笑)
それから、演奏の合間の時間に流れるBGMはFM802の番組公式Twitterでリクエストを募り、そこから選ばれたようです!(私もリクエストしたんだけど、その曲は聞けなかったな~)
indigo la End/夏夜のマジック
ストレイテナー/シーグラス
KEYTALK/Summer Venus
KANA-BOON/シルエット
King Gnu/白日
TOTALFAT/PARTY PARTY
会場では↑こんな曲が流れてました!
yama
年齢、出身地、素顔などは非公開。ただ歌声がそこにある…素晴らしい。
正直に言うと、めちゃくちゃバズったらしいオリジナルの動画は、ちょと音や映像が簡素すぎてせっかくの歌声がもったいないなと思ってたんだけど、次に観たTHE FIRST TAKEの動画(上に掲載したやつ)で「そうそうこれこれ!やっぱり素晴らしい…」となった。
私がyamaさんを初めて知ったのは、FM802の春のキャンペーンソング。色んなシンガーが参加して、オリジナルの曲を制作する。今回はゲスの極みでおなじみ川谷絵音氏が作詞・作曲を手掛けて、シンガーも彼が決めてお願いしたらしい。私をyamaさんと出会わせてくれたえのぴょんに感謝やな~。
最初音だけ聞いて「ここのパートがずば抜けて良いな」と思ったんだけど、そこを歌っている人がyamaさんだった。それがきっかけで、ぜひ生で聞いてみたいと思って今回初めて観た。
驚いた。完璧…。生歌であれほどのハイクオリティ。凄すぎて夢みたいだった。
途中のMCはなく、最後の曲の終盤で一瞬ブレイクし、地声でさらっと「ありがとうございました」と告げると、アウトロが流れ出しyamaさんのみ退場。バンドだけが残り最後まで演奏された。エクセレント!
yamaさんのような人を見ていると、新しい時代を感じたりする。コロナ禍は本当に厳しいけど、悪いことばかりでもない。特に、握手会の参加権とかをエサに必要以上のCDをガンガン買わせる商法が成り立たなくなって清々している。そんなものに頼らずに、歌の力で勝負してここまで上がってこれるような時代がやってきた。これからが本当に楽しみだ。
それとこれとはべつ
菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)・村山☆潤・東出真緒(BIGMAMA)の3人組。
私は彼らをそれぞれ生で観たことがあるので3人とも手練れという事は知っていたが、やはり良かったですな…!
セットリストは、全曲カバーでした。
・フィッシュマンズ/いかれたBaby
・米津玄師/感電
・フレデリック/オドループ
・フジファブリック/若者のすべて
MCから察するに、選曲には相当なこだわりを持って決められたはず。しかもこの編成でのカバーとなると、それ用にアレンジしないといけない。
そんな中で、3曲目の「フレデリック/オドループ」のイントロが流れた時には思わずビクッと体が乗り出してしまった。
このイベントに出演するはずだったフレデリックがコロナ陽性になったという報せが7月27日。おそらく1週間ほどで急遽セトリに入れて仕上げてきたのだと思われる。曲の最初から最後までフルで演奏された。
まさか、赤頭先生のギターソロをバイオリンで聞ける日がくるとは…。演奏を聞いているうちにグッときて、ちょっと泣きそうになった。ありがとう。
※さっき紹介した音源で、フレデリックのオドループ(それとこれとはべつver.)が聞けます
→https://radiko.jp/share/?sid=802&t=20210803230650
フレデリック(オチケンDJ)
フレデリックが出るはずだった時間のオチケンさんのDJ(撮影シェアOK)
名悪役
センチメンタルサマー
桃源郷
リリリピート
オンリーワンダー
オドループ
飄々とエモーション
きたくびーつ
終わらないミュージックでした。なお今転換中にKEYTALKのサマビ流れとる#rk802 pic.twitter.com/X3MVFxOslH
— クロト (@chrosite) August 3, 2021
オチケンとは、このイベントを主催しているラジオ番組のDJ落合健太郎氏である。
本来、フレデリックが出るはずだったこの時間。つい先日、メンバーがコロナに感染してしまいキャンセルを余儀なくされた。私はフレデリックのファンで、2年ぶりに彼らを生で観れると楽しみにしていたんだけど…こればかりは仕方ない。
しかしすごいなと思ったのは、今日のお客さんでフレデリックのTシャツを着ている人が結構な数いたこと。あえてその服にしたんだね。(かくいう私もラババンつけてた)
フレデリックのライブ映像が画面に映し出されながらのDJだった。
金井政人&斎藤宏介
金井政人(BIGMAMA)&斎藤宏介(XllX&UNISON SQUARE GARDEN)の仲良しコンビがアコースティックギターを持って登場。
この2人、本当に仲良しすぎてずっとイチャイチャしてたな…。曲目はカバーで、KinKi Kidsの硝子の少年 やチャゲアスのYAH YAH YAHを歌っていた。
硝子の少年のサビ前「Stay with me」で溜めに溜めまくった斎藤さん。それを見て次のサビ前では金井さんも溜めて…と、だんだんエスカレートしていく2人。基本的に斎藤さんが先におふざけをして、金井さんが半ばしゃーなしで乗っかるって雰囲気だった。
途中のMCでは軽く自己紹介(自分の名前言うだけ)があったんだけど、
金井「BIGMAMAの金井です!」
斎藤「リア・ディゾンです!」
と、斎藤さんが変なボケをしてすぐ次の曲に入ったのシュールだったな…なんだったのあれ…。
ROCK KIDS 802 EXTRA CRAZY BAND(イベント限定スペシャルバンド)
Key:トオミヨウ
G:阪井一生 (flumpool)
G:小野武正 (KEYTALK)
Ba:辻村勇太 (BLUE ENCOUNT)
Dr:高橋武 (フレデリック)
という、色んな所からメンバーが集まった特別なバンド。私は今日、武正のギターが聞きたくてここに来たんだ!
ちなみに高橋武さんはコロナの濃厚接触者ということでキャンセルとなり、かわりにサポートドラマーが叩いてました。でもしっかり武さんのことも紹介があったよ。辻村さんが「そしてドラム、フレデリック高橋武!」と言うと、ドラム音&オドループ(フレデリックの曲)のギターフレーズを武正さんがちょろっとアクセントで弾いて、ステージに立つ他のメンバーに「いいね!」と言われる一幕も。
で、今回はゲストボーカルに山村隆太(flumpool)/TERU(GLAY)/トータス松本(ウルフルズ)の3名をお招き!豪華!!
flumpoolの山村さんは、同じバンドの阪井さんに「(山村さんは)今日はヤムチャ的立ち位置やからね(他のゲストボーカルのメンツが凄いから)」と言われてました。山村さん「え?みんな今日はヤムチャを観に来たの?」となかなか面白く話してはりました。さすが大阪出身~
しかし、本当に今回はレジェンドの歌が聞けるとあって…TERUさんやトータス松本さんって、子どもの頃から普通にテレビで観てたもんな。完全にテレビの中の人やと思ってたもん。まさか生歌を聞ける機会に恵まれるとはねぇ…人生何があるかわからん!
おそらく、私のような人が沢山いたのだろう。TERUさんがステージに登場した瞬間、なんともいえない感慨にひたるような雰囲気が会場に広がった。喋れないので誰も声には出していないけど、声にならない声が聞こえた気がした。
GLAYのTERUさん、howeverと誘惑歌ってくれた…ほ、ほんものや…!#RK802
— クロト (@chrosite) August 3, 2021
その人がその場にいるという感動…久しぶりだ、こんな感覚。あと上のツイート、たくさんのGLAYファンの方からいいねを頂いて…なんかもうそれだけで、GLAYがこれまで培ってきたものの片鱗を感じた気がしましたね…。
そしてTERUさんがさらりと言った「GLAYというバンドを32年やってます」という言葉の凄みよ…!会場の心が揺れたね。そして惜しげもなく「HOWEVER」を披露してくださる…!その歌唱力を目の当たりにしてしまったよ…!
そして「誘惑」では、前日にTERUさんがオチケンさんに「明日、一緒に歌うよね?」と無茶ぶりしてたらしい!2人で本番歌ってはりました。オチケンさん歌上手くてびっくり!!
ふと、私が小学生の頃、歌詞の意味もわからずこの曲をカラオケで歌っていたことを思い出した。私らの世代は特に、GLAYは日常に溶け込んでたんよな。
https://twitter.com/chrosite/status/1422493522179985409
そしてお次のウルフルズ、トータス松本さん登場!ガッツだぜは問答無用でパワーがみなぎる曲!!
そのギターを我らがKEYTALKの武正さんが…!夢みたいだねぇ!
しかも、曲の途中でトータス松本さんから「ギター!」と掛け声があってギターソロが演奏された時に、松本さんが武正さんに向かって「いいねぇ~!」と声をかけてくださったんですよ!!
KEYTALKファンとしてはもうめちゃくちゃ嬉しくて…本日のハイライトとなる出来事でした!
さっきも紹介したけど、期間限定(8/10まで)でこの音源がラジオで聞けるので聞いてみてね!
→https://radiko.jp/share/?sid=802&t=20210803231630
まさに夢の1日でした!
このイベント、ひとことで言えば「夢」だなと思いました。ほんまに行けるんかなあって不安やったけど、来てよかった…。
あとはみんなが、帰った後も元気であるよう祈るのみです。自分もできる限りのことはしたつもりだけど、ほんと無事でありますように…。