ビバラロック!さいたまスーパーアリーナで実施されている屋内フェス。私は関西から何度か遠征に行ったことがあります。
今年は有観客+配信ライブということで、私は5日間通しの配信ライブチケットをゲット。今回観たミュージシャンのクイックレポをしたためます!
※見逃し配信もあるので、気になる方はぜひビバラロック公式サイトでチケットを買ってください!
もくじ
これは観てよかった!おすすめライブ
特に、ビバラロックアンセムズ(名曲達を特別なバンドメンバーで奏でるドリームチーム。過去のハイライトも含んで配信された)は必聴です。他にもたくさん良いライブがあったので独断と偏見でご紹介!
▼5月1日(土)
・KEYTALK
・KANA-BOON
・BLUE ENCOUNT(トークのみ)
▼5月2日(日)
・フレデリック
・小林私
・ニガミ17才
▼5月3日(月)
・the telephones
・大宮セブン(漫才&コント)
・Awesome City Club
・スガシカオ
・Creepy Nuts
▼5月4日(火)
ビバラロックアンセムズ
▽過去のハイライト
・ASIAN KUNG-FU GENERATION/リライト
(歌:BLUE ENCOUNT 田邊駿一さん)
・Mr.Children/名もなき詩
(歌:ストレイテナー ホリエアツシさん)
・aiko/カブトムシ
(歌:SHISHAMO 宮崎朝子さん)
▽本日(2021年5月4日)の演奏
・久保田利伸/LA・LA・LA LOVE SONG
(歌:藤井風さん)
・SUPER BUTTER DOG/サヨナラCOLOR
(歌:Saucy Dog 石原 慎也さん)
・椎名林檎/丸の内サディスティック
(歌:SiM MAHさん)
・赤い公園/Canvas
(歌:BiSH アイナ・ジ・エンドさん)
長くなるので、各バンドひとことだけ感想書きます!
KEYTALK
最初にKEYTALKが出てきたときは、ライブに行った時のようなドキドキ感があった。武正さんのギターがいつもよりフリーダムだった気がする。後のトークもバッチリで、司会のダイノジさんもやりやすそうだった。(ダイノジさんはKEYTALKのことが本当に好きみたいで、一ファンの私としては嬉しい限り)
KANA-BOON
お休みしてて復活した鮪君は一瞬誰かわからないくらい見た目が変わっていてビックリしたけど、あのハッキリとしたのびやかな歌声で「帰ってきたー!!」と感慨深く。シルエット、いい曲だよなぁ。
BLUE ENCOUNT
今回はトークのみだったけど、やっぱりここはべしゃりが上手い!!田邊さんは司会もトークもできてすごいのよ。楽しく聞かせていただきました。
フレデリック
最初の一曲目があの曲なのには驚いた。サビが印象に残り、普段の生活でもふと口ずさんでしまうメロディー。後のトークパートも必見です。司会のムネトさんが即興でフレデリック4人のイラストを描いててとても贅沢でした。
小林私
小林私さんは今回初めて知ったけど、女の子のような容姿とは裏腹に男の人の歌声ですごいギャップ…飾らなくて、面白い人だな。とても興味深い。あとで音源探してしっかり聞くわ。
ニガミ17才
なんだか非現実的な世界に引き込まれる…!ジャンルやリズムでめちゃくちゃ遊びながら、最後は音楽をよろしくと結んで圧巻。
the telephones
ビバラロックといえばテレフォンズ!切っても切れない縁で、ここ埼玉出身。ビバラのジングルはこの人が作っている。問答無用でブチあがるディスコ!
大宮セブン
フツーに漫才やコントが始まってびっくりしたけど、各々ビバラに合わせたネタだったり、バンドマンがコントに参加してコラボする試みがあって面白かった。(ただ、1組だけ権利の関係で音声がなかったのが残念…配信チケット代も払ってるのに、事前の説明もなくこれはいかがなものかと思う)
Awesome City Club
いますごく話題の彼ら。映画「花束みたいな恋をした」のインスパイアソング「勿忘(わすれな)」でね。もちろんその曲も演奏していたけど、私は「今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる」が好き。この曲がオーサムとの出会いの曲でもあった。最近の曲は、私の好きなAPOGEEのメンバーがプロデュースしていることもあってか、非常に好きな音です。
スガシカオ
ファンク!ファンク!ファンク! 私が中学生の頃、SMAPの「夜空ノムコウ」を作った人という事でスガさんを知り、その頃からずっとファン。もうさすがとしか言いようがない。久しぶりのバンド編成ということもあって、音を出せる喜びが爆発しているようだった。
Creepy Nuts
数年前、私がメトロックで彼らを見たときは一番小さなステージで、アウェーな所で頑張っている感があったけど、いまやメインステージで堂々たるもの。すごいよね。初めて観たときから人となりも好きだったので、このご活躍がとても嬉しい。大宮セブンではマヂカルラブリーと共に電車のネタでコラボしてた。
ビバラロックアンセムズ
【Ba:亀田誠治/Gt:加藤隆志(東京スカパラダイスオーケストラ)/Dr:ピエール中野(凛として時雨)/Key:伊澤一葉】という豪華メンバーが、「この人にこの曲を歌ってほしいな」という話をしてご本人に打診して実現するというドリーム企画。そのため、1曲ごとにボーカルが変わります。
どの曲も素晴らしかった…本当にその人にハマる曲を選んでいると思う。
今年のアンセムズもすごかったね。
・久保田利伸/LA・LA・LA LOVE SONG
(歌:藤井風さん)
・SUPER BUTTER DOG/サヨナラCOLOR
(歌:Saucy Dog 石原 慎也さん)
特に上記2人が非常~~~~によかったですね!!マジで必聴です。どちらも若手だけど末恐ろしいわ。
藤井風さんは、なんと自らピアノ弾き語り…!!美しいピアノソロから始まる…そして堂々とした歌い始めたるや。歌い始めでもうわかるんよ。感動ですわ…。途中、ピアノから離れてハンドマイクで音に揺れながら歌うシーンもあって…終始、天晴(あっぱれ)でした。画面の前でスタンディングオベーションしたわ(笑)
で、その素晴らしい演奏の直後にもかかわらず、私の心に更にクリティカルヒットしたのが、サヨナラCOLORを歌っている青年…この人、めっちゃいい。いい意味で弱々しい歌い方というか…その声色が心をキュッとさせるような…「この素晴らしいシンガーは一体誰?」と調べたらSaucy Dogの石原さんだったということで…大発見!わたくし、これからサウシーをディグっていきます(笑)
それから、なんといっても…赤い公園/Canvas(歌:BiSH アイナ・ジ・エンドさん)がね。
「赤い公園」というバンドの津野さんは、アンセムズのメンバーだったんですけど…去年の秋、突然亡くなってしまって。もともとアイナ・ジ・エンドさんを推していたのが津野さんだったそうで、今度はそのアイナさんが自らの選曲で歌うという…涙なしでは聞けませんでした。
私は、昔から津野さんの曲が大好きで。彼女の曲を聞くと、不思議と自分が子どもだった時のことを思い出すの。あまりにも早すぎる生涯だったけれど、素晴らしい音楽をたくさん届けてくれた。
別の記事→赤い公園/津野米咲さんが残した素晴らしい音楽7選で紹介しているので、ぜひ聞いてみてください。
駆け足で書いたけど、すごく充実した配信フェスでした。小林私さんやSaucy Dogの石原さんという新しい出会いもあって、個人的にはとてもフェスらしい楽しみ方ができました。
あなたもぜひ、体験してみてください。