私的ライブレポート:フジファブリック/15th anniversary SPECIAL LIVE at 大阪城ホール2019 「IN MY TOWN」 2019年10月20日

思えばこのブログで初めて書いた記事は、フジファブリックという、私が初めて観た本物のロックバンドについてというものだった。

私にとって「はじまり」のバンド、フジファブリック。

特別なバンドの、特別な日。

フロントマンの総くんの夢、大阪城ホールでの凱旋公演に行ってまいりました!!

※ご注意:盛大に【ネタばれ】しておりますので、見てもOKな方のみ先を読んでください。



 ライブ前、恒例のお茶しばきは…

なんと、今回なしでございます;;

でも休憩に良さげな場所をみつけたので、情報のせときますね!

会場の前には、ジョーテラスという飲食店街がある。当然のことながら、そこはライブ前のお客さんで大混雑。

そこで!別の商業施設をチェックしました。会場から徒歩すぐです。

OBP(大阪ビジネスパーク)と呼ばれているところらしい。

チェーン店の飲食店が沢山はいっていて、休憩に困らない場所になっています。トイレも、会場前よりここのほうが空いてました。

私が梅田でよく利用する「プロント」っていうカフェも近くにあったなぁ。1人でも入りやすくて。時間があればここでお茶してたかな〜。

PRONTO (プロント) 大阪ビジネスパーク店(ホットペッパーグルメ)

会場の大阪城ホールへ

会場周辺には、グッズをゲットしたお客さんでいっぱい!もんのすごい行列ができておりました…。

そして毎回恒例、お祝いのお花をチェック!

斉藤和義
レキシ
ハナレグミ
中島愛

そうそうたるメンバーからお花が届いておる…

あ、足立房文さんは、フジファブリックの元メンバーでドラムの方ですよ!名前みつけて「おっ」と思っちゃった。

上の写真は、ファン有志からのお花だと思われる。どれも凝っててすごいよぉ…。

そうそう、今回は日本全国から遠征しているファンが沢山いらっしゃるんですよ!

そんな訳で、遠征組のTwitterのフォロワーさんと久しぶりにお会いしました。

こないだテレビで放送されたフジファブリックのドキュメンタリー番組、めちゃくちゃ良かったですよねぇ…という話から、会場周辺に居たワンコの話までいろいろお話しして。

そうしているうちに、別の知り合いの方ともバッタリ遭遇して合流、しかもその人が私と同じ名前だったというミラクルもありつつ…(笑)

フジファブリックのファンの人たちって、フレンドリーな人が多い気がします。おかげで楽しいひとときが過ごせました。感謝!

城ホールへ入場

開場のときに、高校生時代からの友達と待ち合わせ。13年前、私にフジファブリックを教えてくれた恩人である。今までずっと、一緒にライブに行ってるんだ。ここへきて感慨深くなる。

私の席は…スタンド後方、ステージのど真ん中。ある意味ものすごい特等席。

後方中央のエリアが音が1番良く聞こえると言うし、俯瞰で演出がバッチリ見える。総くんの歌もまっすぐ届く感じ!

夕方5時、いよいよ開演

最初の曲は、「若者のすべて」。

昔から大名曲と謳われていたこの曲は、今年になって、Mステ等のテレビ番組で改めて取り上げられている。この曲でフジファブリックを知ったという人も、今日のお客さんの中には居るかもしれない。

「夕方5時のチャイムが…」と歌われた瞬間、そういえばちょうど今その時間だな…それもあってこの曲を最初にしたのかな、なんて思った。

フジファブリックを好きでよかったと改めて感じさせてくれた「Green Bird」や、「星降る夜になったら」も披露された。

後者は、志村さん(以下敬称略)の命日に聴きたくなる曲。キラキラしてて素敵なんだ。

数曲が終わったところで、メンバー紹介のMC。独特のゆる〜い感じ。かとをさんは「こんな加藤がベースを弾いてたら、大阪城ホールに来れました」とか言ってたっけ(笑)

サポートドラムの玉田さんは「一緒にお祝いできて嬉しい」と言っていた。今日は日本全国のファンがお祝いにきたからね!もちろん私も。

そして最後、総くんの「紹介させてください、志村正彦!」ってところからのお客さんの歓声、そこから間を置かず「バウムクーヘン」が演奏されて…思わず「!」となった。

「バウムクーヘン」→「赤黄色の金木犀」→「ECHO」という流れで演奏された3曲は、明らかに志村を意識した曲目になっている。

「バウムクーヘン」は志村の遺作となったアルバム「Chronicle」の最初の曲。なんとも志村らしさが出た曲だと私は思う。

「赤黄色の金木犀」は…実は私、このライブの前日に、たまたまカラオケでこの曲を歌っていて。MVを見ながら「あぁ…志村だぁ」って思ってたんです。そしたら、ライブでもステージの丸いスクリーンに、志村の映像が映し出されるじゃないですか。偶然だけどびっくりしたよ。

今は、ちょうど金木犀が咲く頃。この季節になると必ず聞きたくなる曲です。「赤黄色の金木犀の香りがしてたまらなくなって」と口ずさみたくなってしまうな。

この曲が終わったあと…後ろの方で、すすり泣く声が聞こえた。まずい、私も目頭が熱くなってしまう。

そこにたたみかけるように「ECHO」ですよ。

これは、明らかに志村のことを歌っている曲。ここにきて改めて、この歌を捧げたんだね。

「気持ちが入り過ぎちゃったな」と総くんご本人も後で言っていた。ファンだって気持ち入り過ぎちゃうよぉ、これは……。

中盤のアコースティックタイム

感極まったところで、アコースティック編成に模様替え。ここで座ってゆったり聞けるのが有難かった。

3曲やったんだけど、2曲目がまさかの探偵ナイトスクープのテーマ(笑)

大阪といえばこれ!という事で選んだそう。天才音楽家、円広志の「ハートスランプ二人ぼっち」。ベッドの〜♪まわり〜に〜♪なにもかも脱ぎ散らして〜♪

小さい頃、夜更かししてて観てたなぁ。相談内容によって面白さにムラがあるけど、神回は本当にめちゃくちゃ面白い。

ちょうど番組局長の西田さんが辞意を表明してはって、先ほどダウンタウンの松っちゃんがそれを引き継ぐと知った。ライブ中にはそこに触れてなかったけど、なんだかタイムリーですね。

堂々の終盤

「LIFE」や「徒然モノクローム」など、代表曲といえそうなナンバーが続く。特に「東京」はすごく耳に残る曲で、今日演奏された曲の中でも強く印象に残っている。

「STAR」という曲を初めて聞いた時、志村はいなくなってしまったけど3人はこれから前を向いてきっとやっていくし、いけるんだなと確信した思い出が蘇る。ほんと、曲が演奏される度に色んなことを思い出しちゃうな。

最後は総くんの故郷、大阪を思ってつくった「手紙」で締めくくり。同郷の身としては、とても光栄です。

ちなみに総くんの故郷、茨木はうちの旦那の故郷でもありまして、よく知ってるんです。

大阪(梅田)と京都を結ぶ電車の、ちょうど中間地点にあって、どちらにも行きやすい便利なところ。屈指のベッドタウンで住みやすい、とてもいい町ですよ。

故郷のこと、大事にしてくれてありがとうね!おかえりなさい!

アンコールにはプレゼントが

アンコールに応えて、総くんが一人でギターを持って登場。

「今日を迎えるにあたって、みんなに感謝の気持ちを込めて何かプレゼントしたいと思って…何がいいかと思ったけど、やっぱり音楽かなと」

「最近、子どもさんからのファンレターを貰うことが多くなって。(昔からファンだった人がお母さんになって、その子も音楽を聞くようになって)そういうときに、月日の流れを感じます。お母さんにとっては、その子が自体が宝物で、プレゼントなのかなと思ってつくった曲です」

そう言って、総くんソロ弾き語りで奏でられたのが、新曲「プレゼント」。できたてほやほやの曲なので、ギターと歌だけで披露することになったらしい。

背景には、この曲の歌詞がリアルタイムで映し出された。

ちなみにこのプレゼント、会場でいただいたチラシから聞くことができる(下の写真をご覧ください)。

チラシに書かれている「489715205」という数字は、デビューしてから今までの時間を秒数で表したもの。家に帰って、このQRコードを読み取ったら、余韻に浸りながらじっくり聴ける。

とてもシンプルで、素敵なプレゼントだった。

…それが終わるとバンドセットに戻り、ここでまさかの「桜の季節」。意外だったのでびっくりした。春夏秋冬…季節ごとにシングルを出した、四季盤と呼ばれるシングルで、春盤の曲(ちなみに、前述の「赤黄色の金木犀」は秋盤だ)。

その昔、フジフジ富士Qというライブで、鬼のようなグッズ列に並びながら、トップバッターの奥田民生が歌う「桜の季節」を泣く泣く背中で聞いたのは良い思い出…(今となっては…)

そしてその富士Qで初披露された「会いに」も今日聞くことができた。これもほんといい曲なんだわ。志村がかすかに「会いにいくよ」のフレーズだけデモを残してたらしいが、その後は残された3人が作った。ここまで素敵な曲にして繋げてくれたのは純粋に嬉しいと思った。

そして今改めて聞くと…本当に、総くんの歌は強くなった。あの頃とはまるで別人のよう。あの時まではギタリストとして生きていた彼なので、そこからはきっと、血の滲むような努力をされたのだろうと思う。

不思議なことに、総くんの歌声がたまに志村の歌声に聞こえることがある。(私だけかな…?)

そして最後の最後…「破顔」。

最新アルバムの曲で、壮大かつ感動的な締めくくりでした。

総くんはこの日、フジファブリックのことを「絶対解散しないバンド」だと言った。

「幸せなバンドです」とも言っていたけどさ、まさかそんなことを言ってくれるなんて…私達はなんと幸せなファンなんだろう。ほんと、フジファブリックのファンで良かったなぁ…!

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