私的フェスレポート：METOROCK（メトロック）大阪会場　2019年5月19日

会場への道のり

 

最寄り駅からバス停まで→徒歩8分
バス待ち→13分
バス乗車時間→15分

なお、バスの本数がかなり多いので回転は早いです。
他の夏フェスだと、バスに2時間待ちとかあるもんな…どこのフェスとは言わんけど…（笑）
去年は10時半くらいに駅に着いて、そのときはバス待ち時間が30分くらいでした。時間帯によっても結構違うみたい。

会場の雰囲気はこんな感じ

きたぁーーーー#メトロック pic.twitter.com/vchSlRitEr

— クロト (@chrosite) May 19, 2019

↑こちら、入り口です。入場時にピンク色のリストバンドと、フェスのしおりがもらえるよ。
リストバンドは一度つけたら、たぶんハサミとかで切らないと取れないよ。（切った瞬間に無効になるから取れなくなっている）

リストバンドとフェスのしおりはこんな感じ#メトロック pic.twitter.com/aUIQTMtO8Y

— クロト (@chrosite) May 19, 2019

会場の地面は草＆土ですね。雨だとヤバいけど、今日は降ってないので快適！
お天気がもってくれて本当によかった…。
毎度おなじみですが、今年もいたるところでライブペイントやってました。撮影もできるぞ。

フェスのお写真いろいろ#メトロック pic.twitter.com/IXZWa2XeQT

— クロト (@chrosite) May 19, 2019

レジャーシートエリアは、この時間だとまだスペースに余裕がありました！
通路近くにシートが置けると、移動が便利ですね。
荷物を置いて、フレデリックのステージでライブ仲間のお姉さんと合流！1時間ほど楽しくお話してました＾＾

フレデリック

しょっぱなから私の推しバンド、フレデリック！
まぁ～ここ数年、ワンマンライブにも足しげく通いまして。そのたびに、更に好きになって帰ってくるっていう。コアなリリリピーターになってるんですけど…（笑）

フェスに出るなら絶対観るっしょ！！という事で、最初からテンション上げて行ってきましたー！

リハーサルは、さっき私がネタにした「リリリピート」という曲。しかも「リハをリリリピートします」という事で、同じ曲を2回繰り返して演奏されてました（笑）

彼らはいつもフェスに出るとき、バッチリそれ用の衣装を着ていまして。ファッションにもすごくこだわりがあるみたい。

赤頭先生（ギター）、ジャケット着てたけど超暑そうだったなぁ…（笑）今回は黄色とか茶色とか、アースカラーでみんな揃えてたっぽい。

で、康司さん（ベース。双子の弟）のお召し物が超かわいくて！！茶色いストライプ柄のセットアップで、ふわっと着る感じのシルエット。
それから、前髪がかきあげスタイル！めちゃくちゃ似合ってましたね！！

前髪が気になるようでしたら、たまーにオールバックにしてみるのもアリかもしれませんね！

— クロト (@chrosite) May 7, 2019

ここで、↑こちらのツイートをご覧ください。

以前に「髪の毛がじゃま」とご本人がつぶやかれてたので、私がちょっとだけ提案をさせてもらったんですけど…えー！！ちょっと、今日この状況とリンクしてません！？こんなミラクルあるんや！？

康司さんの顔立ちは、おでこ出しても絶対かっこいいと思ったんよな。でも、まさか見れるとはぁ…神様仏様ありがとうございます；；

もしバンド公式アカウントが写真を発信してくれたら、ここでも紹介したいなぁ。百聞は一見に如かず。

…すっかりファッションの話で持ち切りになってしまい、すみません（笑）

いよいよ本番ですが、最初は「シンセンス」という曲でスタート！
「飄々とエモーション」というシングルのカップリング曲でありながら、ライブでバンバン披露している強力なナンバー。

フレデリックは、曲と曲のつなぎをオリジナルのフレーズで繋げることが多い。CDでは聞くことができないライブの醍醐味のひとつ。

次の曲は「かなしいうれしい」だったんだけど、そことのつなぎが秀逸だった。
ああ、次は何の曲がくるんだろう？とワクワクできますね。

そして、音楽好きなら共感できる歌詞なのではと思う「夜にロックを聴いてしまったら」は、まるで部屋でひとり音楽を聞いているかのように、パーソナルな雰囲気で健司さん（ボーカルギター。双子の兄）が歌いあげる。

別の記事：夜に「フレデリック／フレデリズム2」を聴いてしまったらでも書いたけど、先日発売されたばかりの「フレデリズム2」というアルバムで、私が一番好きな曲だったから…今日聞けて嬉しかったな。

ラストは、今回のアクトで一番印象的だった「逃避行」という曲。フレデリズム2のリードトラックです。確かこの曲だったと思うんだけど、健司さんがライブアレンジでお得意のロングトーンを披露。とても気持ちよさそうだった。

実はこの曲、2月のワンマンライブで既に聞かせてもらったんだけど、そこから更に力強くなって帰ってきたイメージでした。ライブ用のアウトロアレンジが良かったぞ！

最後に余談だけど、赤頭先生がカメラに向けた笑顔と舌出し顔がチャーミングすぎて、思わず隣のお姉さんと「かわいい～～」と語り合ってしまいました（笑）最近、ライブはひとりで観ることが多いけど、やっぱり誰かと一緒に観るのも楽しいなぁ～。

KEYTALK

はいはい！フェス常連で、私の愛するKEYTALKさんです！！（笑）

まず本番前に楽器を準備している時から、どこからともなく「テレレレレレレ～ン…」とか、新曲のイントロとか、聞きなれた音が聞こえてくる…。

おかしいな、ステージで準備してるスタッフさんは弾いてなさそうなのに…と思っていると、舞台のはしっこのほうで、武正さん（ギター。バンドのリーダー）が黒SGギターを構えて弾いてるじゃないですか！リハも始まってないのに何やってんすかあなた！！（笑）

しばらくすると、やっとリハが始まる。
今回のリハーサル曲は「桜花爛漫」「sympathy」「太陽系リフレイン」の3本でした！沢山やってくれたねー！

本番では、最初から「MATSURI BAYASHI 」「Summer Venus」と、ド定番曲を惜しげもなく披露。
と思いきや…3曲目は突然の「a picture book」通称ピクブ！

ピクブのイントロが流れた瞬間、現場のKEYTALKガチ勢から悲鳴のような声が出ていた（笑）
インディーズ時代の曲だけど、こうやってたま～にやってくれるんですよね！昔の曲もいい曲多いもんなぁ。

なお、2番くらいで武正さんがピクブのオリジナル振り付けを踊っていましたので、私も応えて手振りしてました（笑）

踊りは↓下の動画でご覧いただけます。動画の最後に不適切なシーンがうつっていますので閲覧注意でお願いします（笑）

なんというか、アキラ100％的なのがうつっててね…
あっ！八木氏だから「ゆうき100％」かぁ…え、ゆうき100％って、昔の忍たま乱太郎の主題歌でそんな歌詞なかったっけ…うわぁ、連想すればするほどカオスになるなぁコレ…

ほんで、確か次に演奏されたのが「黄昏シンフォニー」。

KEYTALKがMステ初出演で披露した曲が、この「黄昏シンフォニー」なんですよね。それで、メトロックの司会って毎回Mステのアナウンサーなんですよ。たぶん主催が朝日テレビ系だからかな。これは憶測だけど、だから今日、ここでこの曲を歌ったのかなぁ？
彼ら「またMステに出たい」って言ってたし、近いうちに出れるといいね。

後半に演奏されたのは、私の本日のお目当て！新曲の「BUBBLE-GUM MAGIC」。
別の記事：本日の気になるMV→KEYTALK／BUBBLE-GUM MAGICでも書かせてもらいましたが、これがまたすごく良くてー！！

私は完璧に予習をしてきまして、主要パートを耳コピで暗譜するぐらいの勢いなんですけど（無駄に・笑）、周囲のお客さんは初めて聞く人が多かったんかな？

SAY YEAH!（YEAH!）っていう掛け声が入る歌詞があるんですけど、そこの所で「えっ、なに今の！？めっちゃYEAH!って言いたい！！」って言ってる男の子がいて、次に2番の同じところで「YEAH!って言えたぁー！！」って喜んでました。とても微笑ましかったです。

こうやって、曲ってライブで育って行くのかもしれませんね。次の東名阪ワンマンライブもとっても楽しみだなー！！（チケット、当たりますように…！！）

フェス飯タイム

KEYTALKが終わったところで、ちょっと休憩。

フェス飯忘れてたんで載せとく#メトロック pic.twitter.com/E5sGkXXJnR

— クロト (@chrosite) May 19, 2019

オメでたい頭でなにより

このバンドのベースの方と、前述のKEYTALKの義勝さん（ベース）がお友達だそうで。一緒に写真撮ってSNSにあげてるのを見かけたのがきっかけで、去年このバンドを知りました。

その時は名前だけ知ったんだけど…たまたま、火の丸相撲っていうアニメを見かけたら、主題歌を彼らが演奏してて。

これが…めっちゃアニメにハマっててびっくりした（笑）

イントロからの「脳天ぶっ飛ぶ大一番！」でめっちゃ掴んできはるやん。アニメの主人公の鬼のような形相が目に浮かぶわぁ～。

という訳で、ちょっと気になって今回メトロックで初めて観させてもらいました～！

リハで、大塚愛のさくらんぼのカヴァーをしてはって。「隣同士あーなーたーとー♪　あーたしさくらんヴォォオオオ！！」ってシャウトしてはって楽しそうだなぁと思いました（微笑）

本番の一発目は「鯛獲る」って曲だったかな？バンド名が歌詞に入ってきてるし、言うたら名刺代わりの1曲なんかな～。初見でクラップちゃんと反応できんくて申し訳ない！でも2回目からは完コピしたんで許してくれ！！獲ったど～＼(^o^)／

あと、ときめきメモリアルのパロディっぽい曲で、普通にバンドメンバー全員楽器ほっぽりだして踊ってて笑った。ダブルピースを左右で上げるのを繰り返しな！私はちょっと後ろのほうで観てたけど、見る限りお客さん全員やっててさすがやなと思いました！これ、みんなでやると楽しいで（笑）

最後らへんに「きっかけ」に関するめっちゃええ話してはったんやけど、どうにもうまくまとめられん！ごめん、今度会った時もっかいちゃんと聞いてくるわ！（同じ話しはるか分からんけど…笑）

次に書くOfficial髭男dismとタイテかぶってたんでどうしようかな～と思ってたんやけど、楽しくて結局最後までオメでた観てました＼(^o^)／

Official髭男dism

ステージに移動したころには、終盤になっていまして…少しだけ聞かせてもらいました！

こないだMステで演奏していたPretenderがちょうど流れていた。

たまたまその放送を見させてもらったんだけど、初Mステであの堂々とした歌いっぷり！すごいですな～。プロの人にこんなこと言っちゃダメなのかもしれないけど、歌上手ですね…。

前述のオメでたと同じアニメの主題歌をつくってはって。私はそこで初めて髭男の音楽を聞きました。今回はそれを聞きたかったけど間に合わず残念…！

Pretenderとはまた全然違った仕上がりの曲になっています。私はこっちのほうが好きかなぁ～。綺麗な曲だとは思うんだけど、Pretenderの歌詞聞いてるとなんかむずがゆいんだよなぁ～；；

ところで、名前のわりにダンディというよりはキュートな人達ですね（笑）若いもんなぁ～。これから年を経て、ずっと音楽を続けていったら渋くなっていくのかも！？

King Gnu

本日の私的MVP！！！！
いろんな所で噂の彼らです。ライブを観るのは今回が初めて。

まず準備の段階で、ステージの壁にでっかいバンドロゴの看板がかかる。お客さんから「おぉ～」と歓声が。こういう所ひとつ取っても、こだわりを感じられる。

リハは、「It’s a small world」と「あなたは蜃気楼」。どちらも前奏に特徴があって、始まった瞬間わぁっと高揚してしまうな！

リハが終わったあと、井口さん（ボーカル・キーボード）が音を出さずに、キーボードの上で指使いを確認するように弾き真似をしていて…わかる！！その感じ、とても懐かしいなと思った。鍵盤弾きなら皆やったことあるよね、あれは。なんだか久しぶりにピアノ弾きたくなってきちゃった。

本番が始まると、ステージ横のスクリーンに先ほどのバンドロゴ看板がどーんと映し出される。そこから徐々にカメラが引いていく…。
私の勘違いでなければ、白黒とレトロなノイズが入ったエフェクトが映像にかかっていた気がするんだけど…気のせいかな？

この演出、すごく良いな。魅せ方がすごく上手だなと思う。音楽以外を担当するアートディレクターでも居るのかしらね？（メンバーがそれを兼任してるんだろうか？）

で、メンバーが入場して「Slumberland」の演奏がはじまる。

井口＆常田コンビに注目しがちだけど、今回観てみて、私はこのバンドのベースパートが好きみたい…という新たな発見がありました。かなり音が動く感じのベース！私の好きなやつや！
あと、何かの曲ではベースを背中に背負って違う楽器をいじってたけど…あれは何だったんだろう？そういう事もしはるんや～と思いながら観てました。

MCは井口さんが担当でした。常田さん（ボーカル・ギター・キーボード）は寡黙な感じだもんね。
「あぁ～～…今日はいいお天気で…ほら、雲、雲、雲！（笑）この空の色にぴったりな曲やります」と言って、白日が演奏される。おぉ～、念願の生白日だぁ…！！

別の記事：King Gnu（キングヌー）の「白日」が、早くも2019年のベストソングになりそうな予感でも書いたけど、今年の顔になるんじゃないかなぁ、この曲…。私の心を掴んで離さないよぉ！

そして「Prayer X…やりましょうか！」と話があったとき、思わず「やったぁ…！」って言ってしまった（笑）

う～ん、やっぱり前奏が特徴的ですよね。思えばどの曲も、前奏のフレーズがその曲の代名詞みたいな感じ。

弦楽器の使い方も上手やなぁ～。あとスクラッチ音っていうの？そういう音達をミックスするのが得意なのかな。絶妙なところで入れてくるなぁ。

そして最初の歌い出しのメロが美しい～！歌詞ちゃんと覚えてなかったので、例によってドレミで口パクさせてもらってました…（声には出してないよ！）

「考えさせられるMV……ですよね～～」と、まさかの他人事！？とツッコミを入れたくなるようなMCから演奏されたのは、新曲の「The hole」。

この曲の2番のあたりで、偶然だけど少し強く風が吹いて…なんだかゾワッとした。
私の心に穴が空いているならば、ヒューヒューと哀しい音をたてそうだなと思って。

最後に、ついこないだ解禁されたばかりのMVを載せておく。解釈が難しそうなんだけど、コメント欄に色々な感想を書いている人がいて、そういう考え方もできるかぁ～という気づきがでてきます。それがなかなか面白い。

踊Foot Works

私が最後に観るのは、彼ら。ラストに選んで本当によかったぞ…！
聞けば勝手に体が揺れてしまう心地よいナンバーで、フェスの夕暮れ時にチルアウトできた～。

彼らを知ったきっかけは、NHKのテレビ番組「シブヤノオト」。

すっごくセンスよくてかっこいい音楽をやっている人達なのに、Pecoriさん（ラッパー）のキャラが濃すぎて、次々と大ボケで爆笑を生んでまして…この人おもろい！好き！！（笑）ってなる。

ちなみにライブではボケなし、終始かっこいい感じでした！（笑）

ちょっと見ないうちに黒髪から青い髪にしてはってビックリした。最初同じ人かどうかわからんかった…。

最初のほうで、Pecoriさんがお客さんを近くに寄せてくれて。「後ろに通路があるからね。それに近いほうが楽しいでしょ？」と。そうだね！！優しいですね＾＾
おかげで、ほんとびっくりするくらい間近で観れてしまいました！すごーい！

今日、同じステージに出ていたAAAMYYYちゃんとのコラボもありました。たぶん↓この曲かな？

ほんで、最後の曲が特にいいなぁと思ったんだけど、調べてもどの曲かわからず…知ってる方いらっしゃったらTwitterで教えてください；；

フェスだから仕方ないかもしれないけど、他のステージから聞こえてくる音がたまに気になったので、今度はもっとしっかり聞きたいなー！

今年も大満足！出演者もホスピタリティもばっちり

最近、素敵なミュージシャンとの新しい出会いがないなぁ…と思っていたんですが、今回は久しぶりに、初めてフェスで観て「ええやん！！」と思える人達が多く、嬉しい1日でした。

そしてやっぱり、他のフェスと比べてもホスピタリティが高いです。
シャトルバスの本数もそうだし、会場内にコンビニや専用の化粧室があったり、子どもがいても楽しめるブースがあったり。

あと、携帯の充電スペースまであったから…来年からは重いバッテリー持ってこなくてよさそう（笑）

ほんと、フェス初心者にもおすすめの快適フェスです！メトロック今年もありがとう！