私的ライブレポート:パスピエ PSPE Billboard Live Tour 2022 “table” ビルボード大阪 2022年6月25日

生まれて初めてのビルボードライブ…!おいしい料理やお酒をいただきながら、ライブを楽しむ贅沢な時間!

ライブといえば、いつもはTシャツにスニーカー履いてライブハウスでピョンピョン飛び跳ねてる私ですが、今日はちょっとキレイめな感じで行ってきました!



ビルボードでの服装は…

ちょっとよそ行きというか、きれいめの服装が良いと思います。(ガチガチの正装ではなくていいけど)

私は↓こんなワンピースで行きました!実はこれ、1年前に友達の結婚式に着ていくために買ったんですけど、コロナで行けなくなっちゃったんですよね…この機会に着ることができて良かったぁ!

何着ていくか迷ったら、ワンピースとかセットアップが無難やね〜。男の人は、襟のついた半袖シャツにチノパンみたいな人が多かったかな?

あと、冷房が効いている場合があるからカーディガン等はおれるものがあると安心かも。

会場に着きました

今回の公演は2部制で、私は1部に行きました。

ハービスといえば、高級なお店がいっぱい入ってる西梅田のビルですね~。滅多に行くことはないけど、そういえば数年前に結婚指輪を買いにここ来たなぁ…。

入り口の受付に行ったら名前を聞かれたので伝えると、整理番号が書かれた紙をプリントしてくれて渡された。集合時間にこれを持っていくらしい。


集合時間になって中に入ると、スタッフさんが日傘を預かってくれた。(よくあるカギつきの傘ホルダーにスタッフさんがなおしてくれて、後でカギを手渡してくれた)

チケットと整理番号券を渡すと、「スタッフが案内します」という事で席まで案内してくれた。自由席なので「ステージの右側と左側の席がありますが、ご希望はありますか?」と聞いてくれた。その瞬間、私の脳内はナリハネだらけだったので(笑)迷わず「左で…!!」と。グランドピアノのすぐ近くに行った。正直近すぎ!そしてほぼ真後ろ!

飲み物を頂きながら待つ

パスピエ公演のオリジナルカクテル「もののけだもの」。ギターの三澤さんプロデュースらしい。ふわっと甘酸っぱく、微炭酸っぽいけど炭酸があまり飲めない私でも飲みやすくておいしかった。

左の「PSPE」と書かれたコースターは、来場者のプレゼントとしていただきました。パスピエのライブはいつもこんな感じで何かしらおみやげがあって嬉しい。

想像通り、一人でもじっくり楽しめて良い感じです(毎度のことながら、わたくし今回も一人で参加しました)。両隣の席も一人で来ている人たちだった。

食べ物・飲み物の注文は開演前にします。注文の機会は、基本的に開演前の最初の1回だけだど思っておいた方がいいかも。(注文時はウエイターさんに声かけるんだけど、最初の1回と料理もってきてくれる時以外は近くにウエイターさんがおらんかった…)


携帯の電波はほぼ圏外でしたが、ビルボードのフリーWi-Fiがあるのでそれが使えます。

後でスタッフさんがQRコードつきの紙をくれて、クレジットカードを持ってる人はそこから支払いができる(私の持ってるカードは対応してなかったらしく、現金で支払ったが…)

ステージにスクリーン(プロジェクター)があって、今後のビルボード公演予定が、出演者の代表曲とともに流れている。Salyu、森山直太朗、矢野顕子など…こういう人たちもビルボードでやるんだぁ~と驚きがあった。ちょっと行きたい…(揺れてる)

それから開演10分ほど前に、もくもくとスモークがたかれていた。ライブハウスでよくある演出もできるのね~。

ピアノの調べで開演

最初に、成田さんが普通に1人で入場。そのままピアノを弾き出す。弾きながら手拍手を間にいれて、観客に拍手を促していた。器用すぎ!!あとでMCで「拍手しながら弾くの難しい」って言ってたけど、そうは言いながら出来るのすごいな!

そのピアノの調べとともに、他のメンバーが入場。みんな白いシャツに黒いズボンだった。

なっちゃんは袖がふりふりのトップス(無地の赤)に、赤と白のマーブルのロングスカート。あとスニーカーが可愛くて、蛍光の黄色がベースカラーで、蛍光ピンクと黒がアクセントになってた。靴までハッキリ見えちゃうくらい至近距離!

三澤さんも言ってたけど、めっちゃ近いしめっちゃ顔見える(笑)

サポートドラムの佐藤さんは、めずらしくメガネだった。MCでなっちゃんに「(ドラム叩いてて)メガネ外れなかった?」って聞かれてた(笑)

なっちゃんは、ほとんどずっとこっちのほう見てくれて嬉しかった…。たぶん成田さんと目を合わせているのか、他の人もこっちのほうを見ること多かった。成田さんは背中と指づかいをずっと見てる感じだったけど、2回ほど演奏中に後ろ向いてくれて嬉しかったです!

ビルボード・アレンジ

成田さんの楽器は、今回ほとんどがグランドピアノ。パッドとシンセは、部分的に添えるだけ…みたいなことが多かった。真後ろのすぐ近くで観ていたので、なんだか私がピアノの勉強をさせてもらっている感じだった。

特に「グラフィティ」は非常に勉強になった(笑)あー、あのずっと流れてる細かい音、ああいう指づかいで弾いてるんかぁ…なるほど、完全に理解したぜ!まぁ弾けないけどな!!(理解と実践の乖離)

いつもは盛り上がる「チャイナタウン」も、大人な感じにアレンジされてる…!新鮮。「とおりゃんせ」は、最初にオリジナルのベースソロが入ってなんだかリゾート感がありました。

新曲「もののけだもの」いいですよね…!ここでもナリハネ先生の運指を凝視してたんですけど、うん・たん・たん・たん・たん・たたん っていうリズムでパッド押してはった。あらかじめ鳴らしたい音を録音しといて、ボタンを押したらそれが鳴る仕組みね~!楽しそう。これならなんとか私にもできそうかな…と思いながら、テーブルの下の膝の上で指トントンした(笑)

あと何の曲か忘れたけど(数曲にわたり)佐藤さんの使っているちょっと曲がったシンバルが、まるでクラップの音のように聞こえて驚いた。


いつも思うけど、やっぱパスピエはアレンジがすごい。

昔、印象シリーズ(リスペクトする先輩達とのツーマンライブ)を回ってたときに、かならず最後に相手バンドの曲をパスピエバージョンにアレンジして演奏してたんだけど、たいていご本人(相手のバンド)から「あのカバー良いね!」って褒められてたのを私は知ってるよ!確かバンアパが誉めてたことがあって、あれにはびっくりしたな~。私もlove you Wasted Junks & Greens聞きたかったよぉ~!むちゃ好きな曲やし~!

パスピエさん、印象シリーズでやった曲達を中心に、いろんなカバーのアルバムをどこかで出しませんか?そしてそのツアーをまわっていただけないでしょうか???(え、図々しい?)


あんまり覚えてないけど、MCはたわいもないことを言ってた気がする。成田さんがなっちゃんに「家か?」って言ってた(笑)

終盤、「始まりはいつも」のサビのシンセ(上昇していくやつ)がなくて、サビ直前にピアノでグリッサンド入れてた。これはこれでよかった!なんかこう…雨上がりに虹がかかってるような風景を思い浮かべたな!

※グリッサンド=高い音から低い方(逆も然り)へ、流れるように指を滑らしてトゥルルルンって弾くやつです。(説明下手か)

本編ラストの「恐るべき真実」は、もともとすごくピアノ映えする曲。壮大な感じでドラマチックですね。おかげでちょっと泣きそうになりました。感涙…。でも退場時、つゆさんが郷ひろみみたいに上着ばっとなおしてて涙ひいて笑っちゃった。

本日のセットリスト

セットリスト

1.オレンジ
2.チャイナタウン
3.グラフィティー
4.ミュージック

5.ONE
6.BLUE
7.現代
8.まだら

9.もののけだもの
10.花
11.とおりゃんせ
12.始まりはいつも
13.恐るべき真実

アンコール
1.4×4
2.正しいままではいられない

毎度のことながら、曲目間違えてたらすみません!

最後に、帰り道で見た空を。雨あがりでとても綺麗だったんです。まるでこの世の穢れをすべて洗い流したような。

空を見ながら、実にいい1日だったなぁとしみじみ…。

ビルボードってなんだか敷居が高くて、興味はあるものの今まで行けたことがなくて。でも今回、いつもライブでお世話になってるパスピエが開催してくれて、即決で「行く!」と決めました。

すごい贅沢しちゃった気分…たまにはこういうのも素敵ですね。パスピエさん、連れてきてくれてありがとう!

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