私的ライブレポート:androp/one-man live tour 2019 “angstrom 1.0 pm” 大阪BIGCAT 2019年9月23日

ツアーファイナル、千秋楽の大阪BIG CAT公演に行ってきました!
andropの10周年。しかもレコ発(CD発売イベント)ではない、純粋なワンマンライブ。これは普段とはひと味違う、レア曲が聞けそうだ!

※ご注意:盛大に【ネタばれ】しておりますので、見てもOKな方のみ先を読んでください。



 ライブ前、恒例のお茶しばき

本日は心斎橋の近くでお茶。四ツ橋駅からすぐ、心斎橋駅からは徒歩5分くらいのカフェ。店内が広くて、すぐに入れました!大人っぽい内装で落ち着く~。

フォーク入れの底に敷いてあった紙のナプキンが使い回しだったのにはビックリしたけど、そういうの気にしない人ならリーズナブルで良いかと。

W cafe(ホットペッパーグルメ)

会場のBIG CATへ

心斎橋ビッグステップという、ド派手なショッピングモールの中にあるライブハウス、BIG CAT。

andropをこのキャパで観るのは初めて。狭すぎず広すぎず、ちょうどいい大きさのライブハウス。後ろの方でもちゃんと演者の顔が見えるのが嬉しいね。

チケットはB50番台だったので、開場の30分後に行ったんだけど…着いた頃にはB130番くらいまで呼び出し終わってた!しくじったー!

私はだいぶ後ろの方、前田さん側でスタンバイ。
開演10分前にアナウンスが入ると、スッと静かになる場内。さすがandropのお客さん、おとなしい…!

あと、実は開演間近に後方でドーンと音が鳴って…誰かが倒れてしまったらしい。たぶん貧血の類だと思うけど大丈夫かな…。
今日は生配信があるから時間ジャストかなと思ってたけど、その影響で少し開始を遅らせたのかも。充分な時間をとって開演させたように感じた。

いよいよ開演

開演最初は、流暢な英語の男性と女性の声で、何か話しているサウンドではじまる。
聞こえてくる言葉は、歴代のツアーが開催された年月日と、そのタイトルだった。タイトルは「angstrom 0.1 pm」から始まり、最後は…「Today angstrom 1.0 pm」。

ついに、ここまできた…!記念すべき今日この日!

最初の曲は、1stフルアルバムrelightから「ShowWindow」。ベースとクラップがリズミカルで、ギターが常に印象的な曲。

andropの曲は歌詞も魅力的で、堅苦しくなく少年のような素直さがあるけど、決して幼稚ではなくインテリジェンスも感じるような。この曲だったら「嫌われたってもういいよ まるで人形 心ショーウィンドウ」「涙です です 螺旋 禅問答」が気になるな。

あと、私が初めてライブでこの曲を聴いたとき、お客さんが一糸乱れず手を叩いてたんですよね。みんな上手くてびっくりしたわ(笑)この曲がリリースされて随分経つから、さすがに当時のような凄い勢いではないものの、今日も割と手を叩いてる人いたな。大阪のお客さんだけなのかなー?

なつかしのあの曲も

間髪いれずに「Boohoo」で盛り上がって、ここで「Amanojaku」ですかぁ…!
やはり周年イベントは、普段やらない昔の曲も沢山やってくれますね。中でも1番嬉しかったのは…「Tonbi」かな。

Tonbiのギターの前奏が聞こえた瞬間、私の後ろにいた男の子が「やばい、来た……!」と漏らしていたよ。わかるぞ、その気持ち(笑)

切ない趣きがある。そして難解…自分では、とてもじゃないけど演奏できなそう…(汗)でもサビの歌がとても気持ちいいので、ひとりでカラオケ行った時にサビだけ歌ってます(笑)

MVからもストイックな感じが出てて…なんかこう、息をのみますね。いまこのブログを書いているのはライブの1週間後だけど、余韻でこの曲がよく頭に流れてる。

最近のあの曲も

「Saturday Night Apollo」と、「Letter」の前奏がジャズっぽくアレンジされたのがいい感じでした。

他にも、前奏がライブ用アレンジで、一聴すると何の曲か想像がつかない仕様になってる曲がいくつかありましたね。「Colorful」以外でこういうアレンジしてるのは初めて聞いたかも。

あと、個人的に今まであまり聞いてなかった曲がすごく良くて。たぶん「Digi Piace」かな?本日の新たな発見でした!後でよく聞き直しておこう。

本日のMCは

きのう焼肉に行った話。天肉という見慣れない部位があって頼みまくったとのこと。その後、天肉がパワーワードになってましたね…(笑)

そして、今回初解禁の告知。10年溜め込んだドキュメンタリー映像を公開するそうです!場所は渋谷だけど、当日来れない人にも見てもらえるよう考え中らしい(嬉しい!)。

渋谷と聞いて、ガッツポーズを決めた女の子が私のななめ前に居た。もしかしてあなた、この千秋楽のために関東から遠征してきたの…?筋金入りのファンだ…!

ラストスパートは、元気よくあの曲で!

大阪でのMCでは、幾度となく話題に上がる「MirrorDance」。
今までandropのライブではそんなことなかったのに、この曲を初披露したときに初めて、手を叩いて応えたのが大阪のお客さんだったそう。

今日の皆の手拍子は、ちょっと速めの手拍子だった。ドキドキして心拍数があがるとね、普段よりテンポが遅く聞こえて、手拍子が自ずと速くなる。それだけ皆が高揚してるってことだ。

そして…「Run」からの「Voice」。正直、Runと曲調が似たVoiceは今日やらないかも…と思ってたけど、予想が外れて嬉しかった!

6年前、私はVoiceのMVにエキストラ出演をしたから、この曲をライブで演奏したときは必ず、その時の振りをやるんだ。

VoiceのMV出演のことは、別の記事→andropという、一生の思い出をつくってくれたバンドについてに綴っているので、よかったら見てください!

そんなハッピーな曲で、今回のライブは一旦終幕!

アンコールでアンコール

大阪ではおなじみ、「Encore」を歌いながらアンコール。これも大阪発祥。
ある日のライブで、お客さんがアンコール時になんか特別なことやりたい!って言ったことがあって、それを受けて内澤さんが「じゃあ…次に出すアルバムにアンコールっていう曲があるから、それ歌おうか」と話して。約束通り、次のライブからそれが定着した。

アンコールに応えて、グッズを身につけたメンバー3人(内澤さん以外)が登場。

佐藤「ニコ生の配信は終わりました。これで言いたい放題(笑)」と言って始まったグッズ紹介。

佐藤「Tシャツの型は、いつもマイナーチェンジしてます。流行にのっていこうと!」

前田「そりゃあもう全力で乗って行きましょう!」

エコバッグは伊藤さんが紹介。

前田「エコバッグ、普段使います?」

伊藤「……(首かしげ)」

だめだ、宣伝にならない(笑)

お次、前田さんがポーチの宣伝をする中、黙ってそろーっと内澤さんが舞台に。

前田「内澤さん?…こんにちは」

前田「これに、よく落とす切符とか鍵とかサイフとか入れときましょうね。大阪で何回かサイフ落としてるからね、内澤さん。」

マジか…!何回もは大変だね。日本ってすごくて、落としたとしても大概は戻ってくるもんだと思ってたけど…ちゃんと届けとか出したのかしら…?

で、ここで新たなお知らせが。ファンクラブ限定ライブ、内澤氏の故郷、青森八戸で11月にされるそうです!!凱旋かぁ、こりゃ嬉しいだろうなあ。ご本人は、今回のツアーで東北が無いというお言葉を沢山頂いたそうで、この限定ライブのことを早く言いたかったそうですよ。

カンペ読みながらお知らせしてたけど、解禁日と時間も読んでたね。それは読まなくていいね(笑)

アンコール曲は

SOS!Creepy Nuts(ヒップホップのユニット)とのコラボ曲。ライブで披露されるandropオンリーバージョンは少し大人な感じで、こちらのアレンジもとても素敵です!

内澤「SOSって、なんの略か知ってますか?…『すごい・大阪・すきやねん』いま思いつきました!」

これには、お客さんも大笑い。ほっこりしたところで、大阪を好きな気持ちを込めながらシンガロング。

曲が終わって、最後の記念撮影では、撮影の掛け声をお客さんに募る。
おおきに、たこやき、てんにく、カルビ…確か、結局たこやきで撮ったかな?あと内澤さんは「おおきにが好き」って言ってたな。写真撮影がおわり、スタッフさんにも拍手を!と促す。

これにてお開き。会場にお決まりのBGMが流れるが、一部の人がまたアンコールの拍手をしだす。

すぐに舞台が明るくなり、驚きの歓声が。(ここですぐダブルアンコールを決断して準備してくれたの、めっちゃ有難かった…)

登場して早々「やっぱり大阪はすごいね」と内澤氏。
どうしよう?と相談したあと、奏でられたのは「Yeah! Yeah! Yeah!」

想定外のダブルアンコール、引き出してしまいました!!応えてくれてありがとう…!

本日の戦利品

会場を出たらチラシが配布されてて、そこでゲットしたのがこちら。こういうのあると、嬉しいね。大事に取っておこう。10周年、本当におめでとうございます!!

なお、2019年10月24日までなら、ニコニコ動画でライブが観れるよ!動画を見ながら余韻に浸れるなんて最高すぎる…ぜひチェックを!
ニコニコ動画:androp「one-man live tour 2019 “angstrom 1.0 pm”」独占生配信

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