すごいものを、みてしまった。
これは事件!と言ってしまいたくなるほどのツーマンライブでした。
※ご注意:盛大に【ネタばれ】しておりますので、見てもOKな方のみ先を読んでください。
もくじ
いざ、大阪BIG CATへ!
このライブハウスは、とても思い入れがありまして…。
というのも、私が生まれて初めて遊びに行ったライブハウスなんです。
サカナクションのベストアルバム発売記念!私が初めて出会った衝撃の2曲と、ブレイク直前の2009年シンシロツアーを振り返るでも書かせてもらったんですが、サカナクションのワンマンが私の初ライブハウス!
確か、フレデリックのワンマンを初めて観たのも、このBIG CATじゃなかったかなぁ…?
フレデリックの康司さん(ベース)は、昔BIG CAT近くの古着屋さんで働いていたらしくて、いつかここでライブができれば…と思っていたそうです。念願かなったワンマンから時が経って、また帰ってきたんですね!
先攻は、ポルカドットスティングレイ
本日は、フレデリック×ポルカドットスティングレイのツーマンライブということで。
わたくし、ポルカのアルバムを2つほど借りて予習してきました。
うーん、初見では心にひっかかる所が少ないけど。。強いていえば、「テレキャスター・ストライプ」と「エレクトリック・パブリック」がちょっと気になるかなぁ…という感想だった。
ライブで観たら変わるかな?と一抹の不安を抱えながら当日を迎えた訳だけど、想像以上に楽しめた!
↑この曲が始まった瞬間の盛り上がりがすごかった。鉄板曲なんやねー。
サビのミードシードミッミドーシードー ミードーシードーシーソーファーミー(ミとシは♭をつける)っていうギターがええな。弾いたら楽しそうやなーと思って、ライブ中に口パクやらエアピアノしてたのは私です…好きなパートは積極的に伝えていくスタイル\(^o^)/
↑この曲は、2番の歌い出しの、ぶんちゃぶんちゃって言うてるやつが美味しいですなー。(あ、これもギターか…)
「この曲では(お客さんに)お願いが2つあります!…あ、間違えた!ごめんなさいワンマンの体で言っちゃった!お願いが1つあります!!」って言うてはった(笑)
大阪のお客さん盛り上がりすぎてて、ワンマンと間違えちゃったのかな…(笑)
このバンドは、絶対的に紅一点の雫さん(ボーカル)がドーンと中心に居る感じやけど、ドラムやベースの人もええキャラしてはりそうな気がする(あくまでイメージですが…)。特に、ドラムの人がなんか気になる。
あと、対バン相手のフレデリックの「KITAKU BEATS」をカバーしてはってんけど、まさかのフルで!
三原さんの「遊ぶ?遊ばない?遊ぶ?遊ばない?…遊ぶよなぁ!!」っていう煽りも完コピしてはった!(笑)
私、この曲のシンセ…たとえば「こんがらがっちゃったりしないで」の後に入る細かい音とかが好きなんやけど、そういう所も拾ってくれてて。そこに、彼らなりのリスペクトを感じたなぁ~。きっとマジメな人らなんやろうなぁ。
一緒に来た友達は、ポルカを観るのは3回目くらいだったみたいだけど、前よりすごく楽しかったって言うてた。
たぶん、バンドが今ぐんぐん力をつけてるんかなぁと思った。なんせ、まだめっちゃ若いんよね!?私と10歳くらい違うんやけど!?こわいわーーーー(笑)
本家、フレデリックのご登場
お次はフレデリック。今日はどんなセトリで来るんやろう?新譜の中からは何曲やるんやろう?もしかしてめっちゃ久しぶりにやる曲とか挟んできそうな気もするけど…と思ってた。
始まってみると、「そうきたかー!!」という感じやった(笑)
TOGENKYO・オワラセナイトときて、お久しぶりの「DNAです」!あと最後のほうに「トライアングルサマー」「愛の迷惑」も。そういえば最近やってなかったよね、この曲たち…なるほどね!!
ほんで、ポルカの「テレキャスター・ストライプ」のカバー。
これはホンマにびっくりしたんやけど、原曲からキーを変えてるとはいえ、いつもより高めの音で歌いきる三原さん。のびやかかつ、艶やか!う~ん、これはええもん聞かせてもらったわー。
「シンセンス」や「NEON PICNIC」も披露!新譜の4曲中、3曲もやってくれた!
シンセンスは、神戸ワールド記念ホールで聞いた時とは全く違う聞こえ方で驚いた。この曲は、ライブハウスで化ける。「バイバイ」という歌詞のところで三原さんが手を振ったのにつられて、お客さんがふわっと手を振っていたんだけど…なんだか、昔からの馴染みの仲間と挨拶してるみたいだった。
「RAINY CHINA GIRL」が聴けたのも嬉しかったなぁ~。前奏のリズミカルなメロディと、それに応えるように入ってくるギターが好きで。あとはこの曲、歌っていると本当に気持ちがよくて。この曲の直後に「幸せです、ありがとう」と言っていた三原さんの気持ち、ようわかるで~。
最後は、新譜のリード曲「飄々とエモーション」で締めくくり。シンガロングでは、珍しく私も叫んでたんやけど、自分の声がわからないくらい周りの声が大きかった。これからもっと響いていく曲。
『飄々とエモーション』
大阪の皆と作った歌声をお届けします。 pic.twitter.com/PUfz2rE1zs
— 三原 健司(フレデリック) (@kenditter) July 13, 2018
アンコールでまさかの…
先ほどのポルカのカバーを受けて、「これが本家です」と切り出し、ここでKITAKU BEATSを繰り出すフレデリック。
なお、本日の煽りは一味違って「遊ぶ?遊ぶ?遊ぶ?遊ぶ? …遊ぶしかないやろ」みたいな感じでした!(最後のセリフはちょっと違うかも…記憶があいまい…)
はー遊びきった!!…と思いきや、お客さんが会場から出ない。まさかのダブルアンコールの拍手が…。
しばらくしたらメンバーが出てきたけど、やっぱり予定してなかったらしく「誰も帰ってへんやん!(笑)ほんまにこうなるとは思ってなかったので、ちょっと今、曲確認させてください…(ドラムのところへ行く)…即決でした」と三原さん。
予定してない場合、もう一度ステージに出て礼をして退場する…っていうのが普通やと思うんやけど…バッチリ1曲やってくれて凄いな…
ほんで、このオンリーワンダーの時の、康司さんのはじけんばかりの笑顔よ…!
無茶振りをしてしまって申し訳ないと思う反面、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
本当に盛り沢山で、ただならぬツーマンライブやった…。
これは、次の名古屋・そして東京でのライブもえらいことになるで!!行ける人はお楽しみに!!