私的ライブレポート:KEYTALK 15th Anniversary Tour 「津々浦々夏の陣~鳴けぬなら、踊りたまえ、ホトトギス~」 Zepp大阪Bayside 2022年9月21日

KEYTALKが日本全国50か所も周っちゃうツアー!

はやいもので残すところあと5公演…そして、私にとっては今日の大阪がツアーファイナル(最後の参戦)。

いままで神戸京都と参戦しまして、地元大阪で締めくくりです!

※以下、ネタバレにご注意ください。

※私の記憶違いがあるかもしれないので話半分で読んでもらえればと思います…。



まずは物販。ZeppOsakaBaysideへ

物販にならぶため、まずは会場のZepp Osaka Baysideへ。

売り場に入ると、新譜の「KTEP4」が流れている。そしてその曲の切れ目(静かになった時)に、奥のほうから生音っぽい「桜花爛漫」が音漏れしていた。たぶん本人達のリハーサルだったのでは。巨匠が思いっきり歌ってて、ここまで聞こえてた。

そんなネタバレ(笑)もありつつ、無事にCDをゲット!今回はCDを買うと、終演後にメンバー本人が手渡ししてくれる「お渡し会」がある。

私は前回も行ったので、今回はどうしようかなぁ…と迷っていたんですが、先に行われたZepp東京のお客さんの話を聞いていると、混雑しないようにちゃんと規制退場の案内があってスムーズそうだったのと、最後に挨拶かましたくて参加することにした(笑)

ライブ前のお茶しばき

みんな大好きユニバだよ!会場の近くはマジで何もないので、一駅歩いてユニバーサルシティ駅へ。ユニバの中には入ってないけど、この通り「行った気になる写真」を撮っておいた。

道行く人々、スヌーピーのかぶりもの被ってる人多すぎ!!あと、ちっちゃいテレサが2匹くっついてるヘアバンドもなかなか可愛かった。

駅前には飲食店街があって、トイレも充実しているので便利。

おなかが空いたのでマクドで何か食べようかなと思ったけど、激混みだったので断念。かわりにモスバーガーに行きました(やっぱりモスは落ち着く…)。

Zepp名物&ポスター発見

開場時間になったので入場して、さっそくドリンクを注文。こちらZepp名物、Zeppでペットボトル飲料を頼むとついてくるホルダーです。その時々によって色が違ったりする。

通路の壁に、KEYTALKのサイン入りポスターが掛けられていた。さすがZepp、丁寧に額縁入りである。

座席は、前から4列目の武正さん側でした!横が通路でスペースもあって最高!

ステージには鉄骨みたいなセットが組まれてて、それに青と白の照明が交互にあてられていてシンプルにいい感じでした。

開演前BGMは、ツアー共通みたい。やっぱり今日も、美空ひばりの「お祭りマンボ」が流れていた。誰やねん選曲した人(笑)神戸の時に初めて聞いて耳を疑ったけど、夢じゃなかったみたい…。

ハッピーセットリスト

KEYTALK、今回のツアーではセトリの曲目を「これでもか!」っていうほど入れ替えていまして、今までのツアーのセトリは一通り確認していたんですけど、今回の大阪セトリはなんかハッピーな曲が多いような気がしました。

あとでちゃんとしたセトリは書くけど、特に私が「おお!」と思った曲は…

コースター
F.A.T(今回もやっぱり原曲キーより低い気がした)
fiction escape
アオイウタ
プルオーバー
ラグエモーション
ララ・ラプソディー
Monday Traveller
アワーワールド

ですね~!コースターの「ちょっと触ってみたいだけ~」は、コロナ禍前はお客さんに歌わせてたけど私的には義勝さんソロで歌ってほしいので、よし!


KTEP4の日替わり曲はODORYANSE来ないかな~と思ってたけど、来ませんでした(笑)

東名阪の大箱は全部Platonic Summerでしたね。たぶんODORYANSEは、一回延期になった振替公演で演奏する感じかな?

実は先日の名古屋公演でPlatonic Summerで一回音を止めることがあったらしく、それを踏まえて「曲の途中で間違えてもやり直したりしませんから~!」と武正さんが言ってた。

巨匠は「俺が曲の途中で止めたのを彼は弄ってます…」とバツが悪そうな感じ。

巨匠が弁解(?)をするも、武正がかぶせるようにデカい声で相槌を打っていたので「うるせーな!」ってツッコまれてました。

で、そんなやりとりがあったあと、武正が「(次その曲やるけど)大丈夫…?」って巨匠に確認しつつ、Platonic Summerの演奏が始まったのだが…巨匠がわざと、名古屋と同じ感じで曲を止めてミスを実演してしまうという珍場面が発生した。


今回、なぜか前のほうのお客さんがすごく大人しくて「これ、本当に大阪なの~!?」とちょっとびっくりした。

(今更ながら)悪目立ちしたらあかんかなと思って、私もちょっと遠慮がちに…。

終演後、他の人に話を聞いてみると「私は全然気にせず最初から飛ばしてました!」という人もいて、正直とても羨ましかった。次からはあんまり気にせず楽しめるといいなぁ。

MCいろいろ

Zepp大阪のワンマンは1年ぶり。ちょうど1年前、天王寺の発音でめちゃくちゃ反響があった話。

武正「『て↑ん↓のうじ』って発音してしまって…あとでものすごいDMがきました」

そのあと、関西弁で何かしらの単語(駐車場…とか言ってた?)をいくつか連続で練習してた。発音は全部ちゃんとあってた。

八木氏からは「天王寺はお○ん○んと同じ発音ですか???」という迷言も…。やだもう(笑)


武正「ツアー楽しすぎてもう50本またツアーしたいですね!」

巨匠「いや…俺はいいかな…全然家帰れなくなるし…(笑)というか、特にボーカルは大変なんだよ!武正は楽かもしれないけど!」

武正「楽でした!」

そんな訳はないと思うけど、「楽でした」発言には笑ってしまった。

巨匠はちょっと言い過ぎたと思ったのか、後で武正さんをフォローする感じの事を言ってた。ビジ不(ビジネス不仲)~!


すべる雰囲気を察知した義勝「なんか今日…すべりオーラでてます…?」

さすがの空気読みスキルである。今日は心なしか口数が少なかったような(笑)


MCでは無いんだけど、今日はメンバーの服装が私好みでした!

義勝さんのポップな配色のTシャツ、武正さんのシーズー犬Tシャツ、巨匠の…海と氷河の絵柄かな?ブルーグリーンと白のシャツ。そのグリーンと、キャラメル色のギターが良いコントラストだった。

ギターといえば、武正さん今日は黒いギターを弾いてた。高校生の頃から使ってるギターかな?


八木氏がMC中、いろいろジェスチャーしたり変顔したりしてて、私が(声は出さず)顔で爆笑してたら、それを見た八木氏も嬉しそうだった。なんかぽや~んと幸せ空間ができてた。

なお、そのおかげでMCの内容は全く把握できませんでした(ごめん)


序盤の曲で、義勝さんに妖怪歌詞飛ばしがとりつく。一瞬言葉に詰まって、そのあと頭をぶんぶんしてた(笑)

なお、巨匠も歌詞飛ばし…というか1番と2番で同じ歌詞歌っちゃってた曲ありましたよね?ちゃんと聞いてたよ^^


いつもは目が合わないけど、今日は1度だけ義勝さんと目が合った(気がする)。今日は目を逸らされなくてよかったです(笑)

目が合った瞬間、にっこりしながら…というか、笑いをこらえつつ若干うつむいて演奏してた。

え、そんなに私の顔おもろかったですか?いや誰がおもしろフェイスや!(笑)


八木氏がたたたっと走ってきて、おしりを向けること約3回。こ、これが噂の八木ケツかぁ…。

※以前、岐阜でのライブがあった日にお客さんの感想ツイートを検索していたら「八木氏のおしり」の感想だらけでなんだこれ…!?と思ってた(笑)


何かの曲の最中に、お立ち台のところで武正さんが座りながらギター弾いてたのがなんか良かった。

そういえばそもそも、ギターって座って弾くものだっけ…(クラシックギターとかそうだよね)


15周年ということで、結成当初の話も。

最初は武正がボーカルだったが、巨匠が加入してBlue moon lightを歌った瞬間、「こんな曲だったんだ!」と違う曲のように聞こえたと八木氏。

その後、Blue moon lightをひとりで歌いだす武正。これは続けてもらおうと手拍子を送ったら、他のお客さんもそれに乗ってくれて手拍子が大きくなった(ナイスお客!)

歌を聞き終えた巨匠「……。歯、ついてます?」

武正「自分で作ったけど歌詞わからなくてごまかしたわ~(ふにゃふにゃ歌ってた)」

今後、武正メインボーカルの曲つくろうか…という話になったが、それを頑なに拒否する巨匠(笑)お客さんの反応は上々でしたよ。

巨匠「武正がボーカルになったとして、みんな支えてくれんの?しないでしょ!」

う~ん、確かに売り上げに響いた場合の責任は持てないかも…()


来年の武道館公演にむけて、着々と準備中とのこと。

武正「セトリどうする~?『その一歩』とかやる~?」

「その一歩」って言ってたかどうかうろ覚えなのだが、なんしか1stアルバム(TIMES SQUARE)の曲を適当に出してた。

前回の武道館では、巨匠が空を飛んだりステージから火が吹いたりなんか色々あったもんなぁ…次はどうなるんだろ。楽しみだねぇ


サマビの間奏で、巨匠のいっき飲みが成功!

義勝「す、すげぇ〜!」

サマビ含め、特に終盤(ララ・ラプソディー、Monday Traveller、アワーワールドなど)はすごくいい雰囲気でした!

巨匠「こないだ友達のライブを観に行って、そこで久しぶりに音楽の力を改めて感じたということがあって…。これだけ長く活動を続けていると良い時もあれば上手くいかない時もあって、知らず知らずのうちに溜まっていたもやもやした気持ちが、そのライブを観た後ですっと晴れていくような…救われたような気持ちになって。自分達も、みんなにそんな力を分けられてたかな」

話の途中で巨匠、たぶん泣いてた。左目から頬へ、つーっと涙のすじができてた。私ももらい泣きしそうになってしまう…。

これから武道館もあるし、またライブに来てください!と前向きなMCからのMonday Travellerは良かったなぁ~(この曲のサビ1拍前のクラップを入れるのは私ぐらいだろうか…)。

終演後のお渡し会

会場限定CDか武道館チケットを買った人全員に、メンバーから直接商品を渡してもらえるお渡し会。

巨匠が渡してくれたんだけど、丁寧すぎてなんだか校長先生から卒業証書を授与されてるみたいだった(笑)思わず渡されたあとで一歩下がって礼するところだった(してないけど)。

渡されたあと、前回と同じくまた急いで通り過ぎようとしてしまったので「おっといけない!ちゃんとメンバーの顔をみないと!」とバッと振り向くと、義勝さんが微笑んでた。スマイルひとついただきましたー!ありがとうございまーす!私はというと、とっさにウインクとピースしてた。ぴーすぴーす!

本日のセットリスト

セットリスト

1.グローブ
2.桜花爛漫
3.もういっちょ
4.MATSURI BAYASHI

5.夜の蝶
6.コースター
7.F.A.T
8.ロトカ・ヴォルテラ
9.fiction escape

10.Platonic Summer
11.バイバイアイミスユー
12.アオイウタ
13.プルオーバー

14.ラグエモーション
15.ララ・ラプソディー
16.Monday Traveller
17.Summer Venus

アンコール
1.Shall we dance?
2.MONSTER DANCE
3.アワーワールド

幻の5曲目「Shall we dance?」を聞いた!

ここからは、神戸太陽と虎のライブレポ京都MUSEのライブレポにも書いたKTEP4の感想を載せておきます!同じ内容なので読んだことある方はスルーしてください。


ついに聞いたぞ!会場限定CDにしか入っていない幻の5曲目、「Shall we dance?」。

7年前の武道館公演のタイトルがそのまま曲名になっていますね。

こちら、セクションごとに作曲担当者を分けて、4人でひとつの曲を作ったというスペシャルな曲です。

武正さんがインタビューで「誰がどこのセクションを作ったのか当ててほしい」と言っていたので、それを念頭に聞いたのですが…えー!マジで誰がどこなのかわからん!!どうしよう!せめて、どこでどう分けたのかセクション分けだけでもヒントちょーだいよ(笑)

う~ん…まだ悩んでいる段階だけど、今のところの目星をつけてみました。

「Shall we dance?」作曲者予想

■最初~声よ鳴り響け
武正か巨匠?(巨匠かな…?)

■飛んで歌って~かませセンセイション
義勝か武正?(義勝かな…?)

■change of pace~きっと苦悩の加速
八木か巨匠?(八木かな…?)

■よーいACTION!~最後まで
武正か巨匠?(武正かな…?)

これから聞きこんでいって、もしかしたら上の予想を修正するかもしれません。


ここからは曲についてなんですが…最初からKEYTALK節が炸裂してますな!

曲調がガラっと変わる直前、少しだけ1人ずつ楽器が鳴っていくソロがあるんだけど、しつこくなくて良い。こなれ感。

今までリリースした曲やアルバムのタイトルとか歌詞が散りばめられているのですが、それが今回の作曲者予想をさらに難しいものにしている(笑)

「T,Y,Y,Tでラララ」って歌詞があるけど、これって武正,八木,義勝,寺中の略で合ってます…?(武正,優樹,義勝,友将かな…)もしこのセクションの作曲が義勝さんだとしたら、メンバーの名前入れるようなことするかなぁとも思ったんだけど、あえて名前を入れるとするならばこんな感じでハッキリ書かずに頭文字だけとかにしそうかぁ?わからんけど。

あと、以前に「お祭りセンセーション」が好きって言ってたから「ハイテンション」と「センセイション」って入れたのかも(センセーションなるハイテンションという歌詞がある)と思ってサビのところは義勝さんと予想した。

ラストのほうは、アッパーでギターがめちゃくちゃ鳴ってて気持ちよさそうだから武正さん作曲かな~と思ったり(でも、ここらへんはアレンジでどうとでもなるか…うーむ…)

パラパッパのところは八木氏っぽい(笑)あと「change of pace」の語感が…なんとなくボーカル陣がつくったのではなさそうな気がしたので。ん~、でも八木氏ではない場合、こんな感じの歌詞を書きそうなのは巨匠かもと思って八木氏か巨匠と予想。

そして…一番最後、「踊る皆に幸あれ」で締めくくられてるんですけど、これめっっっちゃ良くないですか!?

KEYTALKが音楽をやる理由が、そこにあるような気がして。

こないだ山下達郎さんのインタビューをたまたま読んだんですけど、海外進出について「僕はドメスティックな人間なんで、ハワイとか香港とかマレーシアに行く暇があったら、山形とか秋田のほうがいい。そこで真面目に働いている人々のために、僕は音楽を作ってきたので」と話されていたんです。

何のために音楽をやってるのか、ハッキリと信念を持っていらっしゃるんだなぁと読みながら思った。

KEYTALKは、みんなの幸せを願ってるのか。それは、あらゆるミュージシャンの根っこにある普遍的なものなのかもしれないね。

一ファンの私から言わせてもらうと、あなた達の幸せがファンの幸せだよ。


…とまぁそんな事を思ってたら、おかしなことに泣けてきた。変な曲の聞き方かもしれないけど。これは来年の武道館、ボロ泣きするかもな(笑)

ちなみにKTEP4の他の曲については別の記事→KEYTALKインディーズ時代からのお久しぶりEPシリーズ「KTEP4」に4人のカラーがめちゃくちゃ詰まってたに書いてますのでよろしくお願いします!

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