私的ライブレポート:KANA-BOON×KEYTALK(大阪なんばハッチ)2023年8月4日

KANA-BOONとKEYTALKのツーマンライブ。

私は2組ともメジャーデビューした頃に知って、この10年間、両バンドと一緒に歳を取ってきた感覚があったので今日の日を楽しみにしていました。

今回、KANA-BOONがKEYTALKを地元大阪に呼んできてくれた。本当にありがとう!!意外にもKEYTALKとのツーマンライブは今日が初めてだったんだって!

※以下、曲名などのネタバレを含みますのでご注意ください。



向かう途中に「ちいかわ」が…

ライブとは関係ないんですが、なんばに向かうため電車に乗ると阪急電車×ちいかわコラボを発見!

なんと今日(8月4日)に運行開始した電車なんだそうです。一番乗りで見れちゃった!あとで義勝さんに写真あげよっと(笑)

よくわかる解説
KEYTALKのベースボーカル義勝さんは「ちいかわ」にハマっていたそうで、自身のソロ弾き語り公演にてちいかわの曲を歌っていたりする。
♪パンにバタ~ぬり~ぬり~

会場、なんばハッチへ

なんばハッチへ到着。このライブハウスかなり好きなんですよね。

感覚としてはZeppをちょっとだけ小さくした感じかな?駅近で便利だし、ちょうどよい広さなんです。

今回の公演は2階席も自由に出入りできて更にGoodでした。(フォロワーさんから聞いた話によると、なんばハッチの2階席はイスもあるし、ステージがよく見渡せるのでとても良いらしい。でも私はフロアでわちゃわちゃしたい欲が勝ってしまいいつも1階に行ってしまう…)

なんばハッチに到着すると、ドリンク交換用のコインを打っている自動販売機に長蛇の列ができていた。「えっ、これ並ばないといけないの!?」と焦ったけど、必ずしも自販機で買わなくても良かったらしい。普通に入場時に現金でドリンク代を渡せました。(つぎ来た時に焦らないように覚えとこう…)

1.KEYTALK

やはり初手はKEYTALKですね。なおツーマンライブは基本的にどのライブでも主催した側がトリ(最後に演奏する)の形式をとっている。

「MATSYRI BAYASHI」「Summer Venus」と、フェスでも定番の2曲を最初に披露したかと思うと、「ここからは昔の曲をやります!」ということで「トラベリング」が演奏された。そこからは怒涛の攻め攻めライブだった!

メジャーデビューが同時期ということもあってか、メジャーデビュー曲「コースター」をやってくれたのも嬉しい。本日は義勝さんの生声で「ちょっと触ってみ~たいだけ~」が聞けて個人的にはラッキーでした。(ソロは生で歌ってほしい派です)

先日、対バン相手のフレデリックの曲を自分達の曲に入れ込んで歌っていることがあったので、KEYTALKなら絶対このライブでもKANA-BOONのカバーをどこかに入れてくると思っていた。

その予想は的中し、「トラベリング」の途中で「ゆらゆらゆらゆら…」と聞きなじみのあるKANA-BOONの「ないものねだり」のフレーズが歌われる。

なお「MONSTER DANCE」の途中のギターソロでも、武正さんが「ないものねだり」のフレーズを披露する等、嬉しいアレンジがあった。

とても久しぶりに聞いた気がする「太陽系リフレイン」では巨匠のバスドラジャンプも見れた。

よくわかる解説
バスドラジャンプとは、「太陽系リフレイン」という曲のラスサビ前に、ギターボーカルの巨匠がバスドラ(バスドラム。いわゆる大太鼓のこと)を踏み台にジャンプするというパフォーマンスである。

最近では太陽系リフレインを演奏する機会が少ないうえ、演奏したとしてもその時にバスドラジャンプを行うとは限らないため、ジャンプを観れた人はかなりラッキーかもしれない。

ちなみにKEYTALK最初の武道館公演では、バスドラジャンプの際に巨匠が空を飛んでいた(!?)。真相が気になるあなたはKEYTALKの武道館DVDを買ってください(笑)

巨匠「KANA-BOONとはメジャーデビューが同じ位のタイミングで、今までずっと切磋琢磨してきた仲間です。当時のKANA-BOONの勢いがすごくて、バーン!と最初に道を切り拓いてくれた。それに続くようにオーラルや自分達も走ってきた。」

義勝「今のフェスシーンがあるのはKANA-BOONのおかげだよね」

と、すごくまともな(!)いい話が聞けてびっくりした。去年の京都ワンマンなんてヒゲと脱毛の話しかしてなかったのに!!(笑)

義勝「いま舞台袖で鮪くんが怖い顔でこちらを見ています…(笑)このライブに呼んでくれてありがとうございます!」

八木「今日ライブ始まる前に、こいちゃん(KANA-BOONのドラム・小泉氏)がアナウンスしててびっくりした!」

こいちゃん、何かの漢字をド忘れして読めなかったの可愛かったけど、総じて読むの上手かったですね。八木氏より全然上手やったで(←強制巻き込み事故)

武正か義勝「確か巨匠、昔ラッシュボール(大阪の夏フェス)でKANA-BOONを前のほうで観てて暴れてたよね?お客さんに混ざって。」

巨匠「その時のライブで、その日におろした新品の靴をダメにしました…。なのでKANA-BOONにはちょっと恨み(?)を持っています(笑)なんであんなに良いライブするんだよぉ~!楽しすぎて靴ボロボロじゃねーか!」


最後の最後には、ゴリゴリの初期曲「夕映えの街、今」。ここで知らぬ間に八木氏が白タンクトップ姿になっていた。

また驚いたことに、巨匠がフロアにダイブしていた。(今回コロナ後のライブ&ワンマンでは無いので、ダイブに慣れていない人達が巻き込まれたらどうしよう…という不安がよぎったのだが、前の人達は無事にみんなで巨匠を支えてくれていた)

ダイブで皆に揉まれながら歌う巨匠は、最後のほうには半拍~1拍も走っていた(伴奏のテンポより速く歌ってしまうこと)。こいつはやべぇ…と思って、私が「これ、どうします…?」という顔で武正さんのほうを見てみたら、武正さんも「どうしよ…(゚▽゚)」って感じの顔をしていたような気が…(気のせいだったらごめん・笑)

でも、そこはさすがのKEYTALK。うまくごまかしつつ最後にはきちっと合わせて事なきを得ていた。いつもより荒々しい激攻めライブだった。

セットリスト(KEYTALK公式Twitter)

2.KANA-BOON

SEとともに入場したとき、鮪くんがなにやら「いまからバーン!って飛ぶからワーって盛り上がって!」という事をジェスチャーと口パクでお客さんに伝えてから、メンバー4人でお立ち台からジャンプしてお客にワーって言わせる…というくだりがあった(笑)

音爆フェスのレポートでも書いたけど、ベースのマーシーさんがめっちゃいい感じ。笑顔が素敵やね!KANA-BOONは昔も今もほんまにええバンドやな。ところでマーシーさんはバリスタか何かなの?淹れてくれたコーヒーが美味しかったとTwitterで八木氏が言っていましたが…(笑)

「はーい。イケてるほうのKEYTALK、イケてないほうのKANA-BOONと言われておりますKANA-BOONでーす」みたいな話からはじまったKANA-BOONご一行。ほんま大阪やわ、ノリが(笑)

ほんで、やっぱりいつ聞いても「フルドライブ」はアガるなー!そして「盛者必衰の理、お断り」では、古賀さんがギターソロでKEYTALKのトラベリングを弾いてくれていたぞ!(ご本人、気づかれなかったかも…って言うてたけどちゃんと気づいてたぞ!)


鮪「KEYTALKには個人的な恩があって…。むかし飲み会で、次の日も仕事で帰らなあかんのに、スタッフさんにずっと引き止められてなかなか帰れなくて。同じ場所に居たやぎにゃん(KEYTALKドラム・八木氏)にそのことを話したら『そうか…!』って言って、少し離れたところに移動してから急に脱ぎだして上も下も全裸になって。」

鮪「そしたら、みんなそっちのほうを見るじゃないですか。その状態で八木ちゃんが僕のほうを見て頷いてくれて。ああっ、先輩ありがとうございます!って思いながらおじぎしたら、ちょうど目線の先にやぎにゃんのやぎにゃんがあって…やぎにゃんのやぎにゃんが(あとは任せて先に行け!)って言ってるような気がしました」

古賀「それ、他にいい方法なかったんかなぁ…。」
↑冷静なツッコミ

鮪「うん、たぶん無かったんちゃうかなぁ…。」


鮪「今日、本番が始まる前……あなたを見てました。いや、こんな言い方したらなんか怖いけど(笑)物販並んでたり、待っている人とかを窓から見させてもらって。老若男女いろんな人が観に来てくれてるんやなと思ってちょっと感動しちゃって。」

鮪「みんながもしボロボロになっても、僕らがおるから大丈夫です。僕らが音を鳴らし続ける限り、大丈夫。だから、自分もみんなよりずっと長生きできるようにするわ(笑)。みんなが普段どんな仕事してるのか、学生なのか、どんな地位の人なのかとか分からんけど、ここ(ライブハウス)では全部関係ないから」

もしかすると実際の内容と異なるかもしれないけど(記憶力の限界)、およそ上記のようなことを話していた。

そんな話を聞いているうちに、自分でもビックリしたんやけど「この人かっこええなぁ」って気持ちが沸いてきた。表面的な話ではなく、人として。

鮪くんかて、ボロボロやったやろ…。特にここ数年は、私が知っているだけでもあまりにも残念で、悲しいできごとが次々と降りかかっていたでしょう?

よくぞここまで。今こうして、ステージに立つ彼からこんな話が聞けるとは…目頭が熱くなる。

確かこのMCのあとに「フカ」や「まっさら」を聞いたけど、なんか普通に聞くよりすごく良かったな。

本編の最後では、さきほどKEYTALKがやっていた「ないものねだり」を本家のKANA-BOONも披露。久しぶりに聞いたけど今も「ワン・ツー!」の掛け声は健在だった。

「ゆらゆらゆらゆら僕の心ーおっおー」のコールアンドレスポンスは、今回きときときときときーとーく…というバージョンで試みたが、「自分らもお客さんもお互い慣れてないなぁ(笑)」と鮪くんが話した通りの仕上がりに。

大阪ということでお客のレスポンスがとても良く、鮪くんからもお褒めの言葉をいただき楽しく終わることができました。


本編が終わり、割れんばかりの拍手が起きてアンコール。
このアンコールで演奏された2曲が、個人的には一番よかったです!

まずは新曲「ソングオブザデッド」。なんと今日、ライブ初解禁でございます!!しかもこの曲、タオルを回す曲ということで…いや~嬉しかったし楽しかったな!

↑見てください。これが安心と信頼の大阪の民です(笑)初めてとは思えないノリのよさが売り(笑)ちなみに私もちゃっかり動画に映ってまーす!

めちゃライブ映えする曲でタオルぶんぶん超たのしかったので、これからライブに行かれる方はお楽しみに!

そしてラストの曲は「シルエット」だった。これがまた素晴らしかった。昔フェスでたまたま聞いてから「ああ…この曲、ええ曲やな」と思ったのがきっかけで、そこから私がずっと好きな曲。何度も聞いた曲だけど、今日のライブで聞いたシルエットが私にとっては一番よかった。最高のフィナーレだった。

セットリスト(LiveFans)※非公式

思い出を噛みしめる帰り道

ほんまに、ここまで色々あったよなぁ…。

なんばハッチからの帰り道、改めて同じ時代を過ごしてきた2組のバンドの歩みをしみじみ思い出した。10年前は、こんなことになるなんて思いもしなかったなぁ。

あのとき「お、ええやん!」と思ったバンド達が、今なお力強く音を鳴らしていて、それを観ることができる。なんと幸運だろうか。

KANA-BOONのみなさん、KEYTALKを大事な地元かつセミファイナルの大阪に呼んでくれて本当にありがとう。

KEYTALKも「今度は自分達の企画でKANA-BOONを呼びたい!」と意気込んでいたので、その時はぜひよろしくお願いします。(できれば大阪で…笑)

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