私的ライブレポート：KEYTALK ダンスジリオン リリースツアー2023（Zepp Osaka Bayside）2023年9月9日

先日リリースされたアルバムDANCEJILLION（ダンスジリオン）のライブツアー。

別の記事→KEYTALK／DANCEJILLION（ダンスジリオン）こちら、名盤とさせてください。にも書かせていただいた通り名盤だったので、期待をふくらませつつZepp大阪に遊びにいきました！

※以下、曲名などのネタバレを含みますのでご注意ください。

※私の記憶違いがあるかもしれないので話半分で読んでもらえればと思います…。

ライブ前のお茶しばき

訓練されたオタクなので、モスバーガーでフォロワーさんと一緒に腹ごしらえ（※）。初めてお会いする方に「あら～可愛らしい！」って言っていただいて嬉しかったです！（めっちゃ大人げない・笑）

※KETYALKはMOSラジというモスバーガーのラジオ番組をやっている。お昼ご飯前のいい時間にラジオが流れるからつい食べたくなるよね…。

ユニバ前で、知り合いの知り合い（みんなKEYTALKのライブに来た）とバッタリ会って、10人弱くらい集合してしまうというサプライズも（笑）お会いした方ありがとうございました～！

Zepp Osaka Baysideへ

時間になったので会場へ。ここでもフォロワーさんの知り合いにバッタリ会って、そのまま少し立ち話させてもらった。

関東から青春18きっぷで遠征してきたという凄い人だった！タフだわ～。こないだのZepp横浜のライブも行ったんだって。

グッズのランダムキーホルダーは、事前通販で運試しに1個だけ購入！ハコワレサマーでした。

Zepp名物、ペットボトル飲料を買うともらえるペットボトルホルダーもゲット。デザインが新しくなってる！

カラビナ（金具）のほうがZeppの「Z」になってる…。こんなこともできるんですね。

↓何かの参考（？）に、歴代のZeppペットボトルホルダーを並べてみた。左から古い順。

奇跡的にフォロワーさんと整理番号が近かったので一緒に観ることに！場所はフォロワーさんにお任せして、いつもよりだいぶ義勝さん寄りの場所で観てました！

歴代のレア曲が連発される回

噂には聞いていましたが……。初手が「旋律の迷宮」で、その曲なのかぁ～！ってちょっとポカンとしてしまった。

たぶんこの曲がリリースされた直後くらいしかライブで聞いたことないような気が…。

「ダンスジリオンツアー」と銘打っているが、アルバム内の新曲の演奏数はやや少なめの印象？まぁつい最近まで別のツアーやってて、そこからアルバムリリース後の仕事もやってたらそりゃ曲数絞らな準備できんわな…。

KEYTALK、たぶん忙しすぎなのでもうちょっと余裕をもったスケジュールを組んでもいいと思うのだが…無理しないでね。

ただし、初日の横浜から約1週間後の大阪公演では、演奏する新曲が1つ増えている様子。おそらく終盤になるにつれて初披露の新曲を増やしていくのかもしれない。ああ、Zepp羽田に行ける人がうらやましい…（笑）

ライブで初聞きのアルバム曲は「ハコワレサマー」「Supernova」「MY LIFE」「MAKUAKE」「ワッショイ！」でした。「Supernova」が入っていたのにはびっくり。想定外だったけど、ちゃんと赤いサイコロ～とKARAKURI～のギターリフは口パクでついていけたので良しとしよう。

「ハコワレサマー」は踊りも忘れず踊れたので悔いはないです！ほぼ完ぺきでした！（私の中で）

他の曲だと、個人的には「サイクル」「BUBBLE-GUM MAGIC」「FLOWER」あたりが盛り上がりました！最近あまりライブで聞いていない曲でも、割とちゃんと覚えてるもんですね。

MCとかいろいろ

序盤の曲で、武正さんが義勝さんのほうへ移動してギターを弾いていると、義勝さんがそのギターの弦をおさえて音がでないように妨害していた。

今回なぜか巨匠がこっちを向いて歌ってくれることが多くて、その反応をよくよく見ることができた。（私の位置がかなり義勝さん側だったのに不思議だな…もしかしてはしゃぎすぎて悪目立ちしてたか？・笑）

「ブルーハワイ」のシンガロング（おーおーおおーおー）を歌っていたら、巨匠の顔がぱぁって明るくなってとても良かった。たぶん嬉しかったんだと思う！

確か「ハコワレサマー」からの「君とサマー」に行くとき、曲を終わらせずに繋いですぐ「君とサマー」のギターリフを弾いていたはず。ええやん。

武正「1階の人～！」
お客「わ～～～！」

武正「2階の人～！」
お客「わ～～～！（かなり大きい声）」
武正「すげぇ～！（笑）」

大阪のパワーを感じましたな！

確か義勝さんが「今から（お客さんの）発声練習をします」と言って、何かの発声練習をお客さんみんなでやった。なんの曲だったっけ…。

その後も何度か別の曲の練習をした。

まず「Supernova」の最初、「青天のーへきーれ『き』ィーーー！」の高音が大変なんだけど！喉つぶれたらどうすんだ！と巨匠が武正さんにクレームをいれる（笑）

喉がつぶれたら武正に歌ってもらおう…ということになり、試しに「き」だけを武正さんが歌うことに。割といい感じだったような気が…！

その後、なぜかお客さんに「き」を歌わせることに。みんな結構うまくて、「これで喉がつぶれても大丈夫！」とお墨付きをいただきました！でも喉はつぶさないでください（笑）

それから「MY LIFE」の前も一度練習してみよう！ってなった。今日はリハーサルが多い（笑）。でもみんな完璧に「ハイハイハイ！」と「ふっふぅー！」が一発で出来ていたので「あ、全然大丈夫だね（笑）」みたいな感じでした。さすが大阪ァ！

新キャラ（？）八木氏のカッパの話。

義勝「そこのユニバ（ユニバーサル・スタジオ・ジャパン）のジョーズのところでカッパを拾ってきました…」

八木「カッパなので乾燥していると生きていけないのですが…みなさまの踊りによる湿気のおかげで大丈夫です！…あ、しっけいしっけい」

失敬と湿気をひっかけて………う～ん（笑）

八木「そうそう、こういう微妙な空気になるのが好きなんです（笑）」

昨日、義勝さんがインスタライブをしていた話。

私ちょうどそのときお風呂はいってて、お風呂からあがって携帯見たら通知が入ってて「義勝先生がインスタライブを開始しましただと…！？…あ、もうとっくに終わってるわ…」という感じでした。くやしー！（笑）

誰かが「インスタライブ見た人～？」と聞くと、結構な数の人が手を挙げていた。うらやましすぎ！

いいなぁ～と思っていたら、義勝さんがそのインスタライブでした話をもう一度MCでしてくれた。優しい＾＾

タクシーのおっちゃんがかなり気性の荒い人で、いきない「ブーッ！」ってクラクション鳴らしたりしてイライラしてたらしい。で、途中でそのおっちゃんの携帯の着信音が「ホ～ホケキョ」って鳴った…みたいな話だっけ？

なんか会場が「ん？？？」って空気になってたのだけ覚えてるんだけど…（笑）

義勝さんは関西に来たときは大体ご機嫌なことが多いけど、今日もそんな感じでいつもより多めにMC喋ってくれて嬉しかった！

なんと！「MY LIFE」は義勝さんの家に武正さんが行って、2人で作詞したらしい！！

そういう胸熱エピソード最高やん！もっとちょーだい！！（笑）

たぶん義勝さん（？）が「そう、2人で手を繋ぎながらつくって……」と言い出して、巨匠が「きもちわるっ」って言ってた。

武正「巨匠も一緒に曲つくろうよぉ～！…まず家どこにあるのか教えて（笑）」

曲と曲の間の暗転時、けっこう長い時間待ち時間があって、たぶん「まだー？」みたいなお客さんのヤジが飛んだのか、義勝さんが「大阪の人はせっかちだなぁ～」と言う一幕が。

まぁ、確かにいらち（関西弁で「せっかち」のことを「いらち」と言う）やね！世界で一番歩く速度はやいの大阪の人らしいからな。（世界一て…！）

巨匠「いきなり変なこと言うなって思われるかもしれないけど…今朝、ふと『幸せってなんだろう？』って考えて。」

私は全然変じゃないと思うよ！

武正「え？ポルノグラフィティ？」

幸せについて本気だして～かん～が～え～てみたらぁ～～（私の脳内で熱唱がはじまる）

巨匠「自分にとっては、このライブの時間が一番幸せだと思って。でもファンのみんなも多分そうなのかな？だからKEYTALKとお客さんはライブで幸せを一緒につくっていくような関係なのかなって…このことを今日伝えたくて話しました！」

なんか、話聞いてたら満面の笑みになってしまったな。全力でにこーって。

爽やかで明るい曲調が揃った後半戦

難しそうな曲だからセトリから外されてるかもと思ってたんだけど（笑）、「MY LIFE」をセトリに入れてくれていたのがすごく良かった。

この曲をはじめて聞いたときは歌詞カードを見ながら家で聞いたんだけど、自然と涙がでてきて…ライブで泣いてしまわないかちょっと不安だったけど、実際に聞いてみると全くそんなことはなく純粋に楽しめてよかった。たぶん歌詞を目で追っていない分、言葉の意味がダイレクトに入って来すぎずいいバランスで聞けたんだと思う。

この曲の、はずむようなリズムが好きなんだよね。特に「3歩進んでちょっと待って…」のところのタットンタットタッタトンタットンっていうリズム。舞曲みたいな…踊りのステップ踏んでるような感じで。

超余談だけど、小さい頃ピアノのおけいこ（ヤマハ）で習って唯一好きだった曲がコミカルトレイン（Youtube）っていう曲だった。スタッカート好きすぎて、なめらかに弾かなあかんバラードもめっちゃスタッカートで弾いてたら先生に怒られたな…（笑）軽快でリズミカルなのが小さい頃から好きみたい。

義勝さんから「死んだ曲だけやってもアレなんで、生まれる曲もします～」という曲振りがあって、「FLOWER」が演奏されたのもびっくりした。アルバム「Rainbow」が発売されたときに、この曲の作曲者は義勝さんであって欲しいなぁ～と思ったらほんまにその通りやって嬉しかった曲。（参照：今、自信を持っておすすめしたい！KEYTALKのRainbowで行こう！）

巨匠が「ノルウェー大使の…」と謎の煽りをしたから「ノルウェー大使…？」と混乱していると、「何言ってんだって思ってるかもしれませんが……その人は勉強しなおしてください！」とのこと。どうやらブザービーターの歌詞の一部だったらしい。ごめんわからんかった（笑）

本編ラストの鉄板曲「Summer Venus」では、間奏で巨匠が腕立て伏せをする場面もあった。

本編が終わってアンコール。湘南乃風っぽい出で立ちでメンバーが登場。巨匠はサングラス、八木氏はグッズの赤いタオルを頭に巻いてた。

KEYTALKグッズの、無限乱舞と書かれた（巨匠直筆）タオル。本日は売り切れになっていたそうです！

タオルの紹介があったところで、KEYTALK初のタオルぶん回し曲「ワッショイ！」が解禁。ウー！ハー！のところでやろうと思っていた振り（参照：ダンスジリオンの感想記事）はできなかったけど、その場のノリで適当にタオルを上に掲げたりぶんぶんしてました。あれで合ってるのかなぁ…？（いまいちよく分かってない）

途中のラップのところで、巨匠のマイクを取って義勝さんがラップパート歌うの良かったな！

お祭り曲つながりなのか、最後の最後は「MATSURI BAYASHI」。演奏が終わったあと、普段は八木氏がマイク無しの大声でありがとうございましたー！と叫ぶのが定番だが、なんと今回は巨匠が「幸せでした！ありがとうございました！！」とマイク無しで叫んでいた。おおお…！

本日のセットリスト

終演後の会場がとても素敵な雰囲気に

今回、終演後BGMが「ハコワレサマー」だった。これ選曲した人にノーベル平和賞あげたい。

ライブが終わった直後のお客さんが、ハコワレサマーを聞きながら思い思いに歌ったり、踊ったり、笑いあったりしていた。

自然発生的にできたその雰囲気がとても素敵だった。できることなら、ぜひKEYTALK達に見せてあげたい…！！

今回、はじめて聞いた曲か久しぶりに聞いた曲ばかりだったけど、どちらもきちんと私の記憶に残っていて、好きなパートの好きなリズムで乗ることができたので一切の悔いなく気持ちのいいライブでした！